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彼のことが嫌なわけじゃない。
ただ、
お父様が私に内緒で、婚約の話を進めていることとか
天馬くんは
決められたことだから受け入れてるのか。
とか、考えてしまって。
それが嫌だった。
天馬くんを拒否したかったわけじゃないけど、
結局彼を傷つけて、
泣きそうな笑顔で
「冗談だよ」
って、言わせた。
ベットに横になると、不安がおしよせてくる。
明日の朝、
いつも通りに天馬くんが迎えに来てくれたら、
また元に戻れる。
私はいつも受け身だ。
電気を消すと天窓から星空が見えた。
目を閉じる。
嫌なことは忘れよう。
それが一番いい。
何も気づかなかったことにしよう。
天馬くんが言うように、
本当に冗談だったんだと思おう。
そうすれば傷つかずにすむ。
私って最低だ。
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あい(プロフ) - ひなさん» ありがたい言葉! これからもよろしくお願いします(^-^) (2018年7月24日 21時) (レス) id: 5d891c1c69 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 早速の更新ありがとうございます(о´∀`о)読ませて頂きました☆引き継ぎあいさんのペースで書いて頂ければと思います(^^) (2018年7月20日 21時) (レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます!更新間隔があかないように頑張ります(^-^) (2018年7月20日 20時) (レス) id: 5d891c1c69 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - なかなか無い作品です!続きがとても気になります♪ (2018年7月20日 15時) (レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2018年7月17日 21時