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天馬くんは、少し赤い目をして戻ってきた。
「コンタクトがズレていたみたいだ。離席してごめんね」
笑った天馬くんは、どこかおかしい。
迎えの車が到着したようで、
玄関からは利恵さんと高橋の声が聞こえる。
『天馬くん』
「ん?」
ソファに座る天馬くんの横に腰掛け、
短い髪を撫でた。
『私はずっと、天馬くんのそばにいるからね』
それは、天馬くんのお母さんが亡くなったあの日からの約束。
だから、辛いことがあるなら、
話してほしい。
そう思うばかりで、
結局はいつも天馬くんに守ってもらうばかりだけど。
「ありがとう。A。」
天馬くんは私をぎゅっと抱きしめてくれた。
私達は幼馴染。
だから、婚約者がいても変わらない。
この時はまだ、そんな呑気なことを考えていた
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あい(プロフ) - ひなさん» ありがたい言葉! これからもよろしくお願いします(^-^) (2018年7月24日 21時) (レス) id: 5d891c1c69 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - 早速の更新ありがとうございます(о´∀`о)読ませて頂きました☆引き継ぎあいさんのペースで書いて頂ければと思います(^^) (2018年7月20日 21時) (レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - ひなさん» ありがとうございます!更新間隔があかないように頑張ります(^-^) (2018年7月20日 20時) (レス) id: 5d891c1c69 (このIDを非表示/違反報告)
ひな(プロフ) - なかなか無い作品です!続きがとても気になります♪ (2018年7月20日 15時) (レス) id: 4d0c37ce82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あい | 作成日時:2018年7月17日 21時