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喧嘩 ページ18
【緑谷side】
ある日事件は起きた。
しかも食堂で。
『焦凍くんのバカ！！もう知らない！』
「まっ……！A！」
Aが泣きながら食堂を出て行った。
さっきまで仲良くご飯を食べていたのに。
「……何があったん？」
「さ、さぁ……？」
丁度近くで2人を見守りながら食べていた
僕達だけど、状況がさっぱりだった。
……見当はついてるけど……。
取り残されてシュンとしている
轟くんに僕達は近づいてみた。
「どうしたんだい轟くん！志村くんが怒っていたようだが？」
「……怒らせてしまった…」
「何したん？」
テーブルの上を見ると、
和菓子を包む紙が置いてあった。
……あぁ、やっぱり。
「もしかして轟くん、Aの和菓子食べた？」
えっ！と麗日さんと飯田くんが僕を見た。
そして轟くんはさらに肩を落とした。
「……あぁ、食っちまった…」
あぁ、やらかしたね轟くん……。
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作者名：さくらもち | 作成日時：2018年9月4日 20時
