気になるあの子は蕎麦屋の子 3【轟焦凍】 (ページ16)

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好きな所 3 ページ16

『無関心？むしろ逆だよ～』

ニッコリ微笑みながら
キッパリと私たちの質問を否定した。

「「「……え？」」」

『少しだけ前髪切ったのも1番最初に気づいたし、悩んでたらすぐバレるし、気にかけてくれるし。

ずっと見てたんだから気づくんだって言ってた』

ね？と言われたが……

全く想像できひん！！！！

「お二人だけの時はどんな感じですの？」

『そうだなぁ～甘えん坊かな？

ギューってしたら離さないし、肩に顔ぐりぐりってするし、ご飯はあーんって時々するよ』

案外サラッと話すんやな……。

「それで結局はどこが好きなの？」

三奈ちゃんが話を戻すと、
顔を真っ赤にしてクッションに顔を埋めた。

『えっと…お蕎麦頬張ってる時の顔とか、
笑った顔とか、優しい目とか、訓練の時のかっこいい所とか……と、とにかく全部、かなぁ……』

たくさん例を上げて好きな所を言ってくれた。

その前に突っ込ませて。

「「「「轟/くん/さんって笑うの！？！」」」」←

『わ、笑うよ！失礼だなぁ……』

「ごめん、そこが1番衝撃的やったんよ」←

それからうちが1番気になっとった事。

「Aは轟くんとおれて幸せ？」