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好きな所 2 ページ15
【お茶子side】
目線が一気にAに集まる。
「今、恋してるのAだけみたい｣
『え、嘘だ！お茶子とかしてるでしょ？』
「し、しとらんよ！？！？」
そこでなんでうちになったのかは謎である。←
「それよりAは轟のどこが好きなの？
確かに轟はイケメンだけど無愛想で怖いじゃん」
耳郎ちゃんがイヤホンジャックを触りながら
すごくいい質問を投げかけた。
「確かにそうね。轟ちゃんは顔はいいけど雰囲気が怖いわね」
Aと轟くんは体育祭直後に付き合い始めた。
それは今から結構前の話だけど。
「Aと轟さんは性格は正反対ですものね。
とても意外な組み合わせですわ」
「一緒にいても笑わないの嫌じゃないのー？」
Aはのほほんとした顔で和菓子を
頬張りながらみんなの意見を聞いていた。
『焦凍くんってそんなにイメージ悪かったの？』
「イメージ悪いって言うより“無関心”すぎる気がするんよね〜」
あー、わかるーとみんなが同調した。
そんな中Aは1人首を傾げていた。
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作者名：さくらもち | 作成日時：2018年9月4日 20時
