侵略(陸) ページ20
そんな中、2人がいる部屋の扉が突然開き、そこには仁王立ちで立っているアオイの姿が。
「やっぱり!!!Aさんの声がすると思いましたよ!!!さてはまた自分で怪我の治療をしましたね!?いつも声をかけてくださいって言ってますよね!!もうっ!怪我してる事すぐ隠そうとするんですから!!」
「うわぁっバレた!あ!ちょっと!時透くんっ逃げたなっっ」
「バレた!じゃないですよ!!いつもこうやってコソコソして!」
「だってアオイちゃん達忙しそうなんだもん」
「だってもクソもないです!!今日は傷見せてもらいますからね!!」
Aとアオイのやりとりを背に時透はさっさと部屋を出て行く。
顔は赤らんだままだ。
「素敵な人…」
時透は先ほどAに言われたことを呟く。
(本当変な奴だったな。なんていうか、考えてる事全部覗かれた感じだ、心にズカズカ入られた感じ。…でもあんまり悪い気はしなかった…あの香りのせいか。
なんか、こう…心を"侵略"された感じ。)
そんなことを考える彼の表情は優しいものだった。
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お茶犬(プロフ) - るんるさん» はじめまして。全然気づいていませんでした、教えて頂きありがとうございます!修正しました!褒めて頂けてとても嬉しいです!!頑張ります!またお時間ある時にでもお話読みにきてください(*´-`) (2020年11月4日 19時) (レス) id: 72156f6cb2 (このIDを非表示/違反報告)
るんる(プロフ) - すみません。炭治郎の字が違います,,,お話めちゃめちゃ面白いです!頑張ってください! (2020年11月3日 23時) (レス) id: 89ac41ad4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お茶犬 | 作成日時:2020年10月22日 23時