らくだい魔女と星雲の雫

★名前 ページ6

？side


「待って、どこ行くの！？」


　と、キラ様？が混乱しながらも、カイト様？に運ばれる。


「は？チトセとフウカのとこ」


「いきなりだね！？」


　聞いたことのある名前が、唐突耳に入った。


「フウカ様をご存知なのですか？」


　もしかして、キラ様、フウカ様のご友人！？


「「えっ」」


　すると、お二人は驚いた様子で、僕をみる。


｢あ、申し遅れました。僕は"レイ"。以後お見知りおきを。｣


　軽く、会釈をした。ここらへんの知識は幼い頃から教育されていましたし···。


　
｢あながたのお名前をお伺いしてもよろしいですか？｣


　すると、薄い黄色の髪をしたお嬢さんは


｢あたしはキラ！よろしく！｣


　と、そして、もう一人の茶色が少し目立っている殿方は

｢おれはカイト。そのお子様の保護者的なやつだ。｣


　と、自己紹介をしてくださいました。


｢とても素敵なお名前ですね！

　キラ様は、夜空に輝く星のような名前。

　カイト様は、この世の中と一体になっているような、空気と一体になっているような名前ですね！｣


　｢レイくんの名前も素敵だよ！｣



　と、キラ様は笑顔で言ってくれた。そのとき、心がぽかぽかとなったのは、キラ様がフウカ様と似ているからかもしれない。


｢あの···お二方にお願いが···｣

｢ん？｣

｢僕も一緒に、フウカ様のところに行ってもよろしいでしょうか？｣


☆

☆最低な自分と嫌悪感→←☆仲良きことは美しきかな……だけど？

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