ジミン先生のお気に入りは、冷たい (ページ15)

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15 JK ページ15

あの後、ちょっと言い過ぎちゃったかな

ジミン先生がアイツのこと好きってことが分かったらなんかムカついてきて

すげー顔してたと思うあん時の俺

…まあジミン先生疎いからそういうの気付かないとは思うけど

あー、今日は色々あったな

朝からチキン食われて、シカトされて、そいつのこと好きな先輩教師が現れて、、、

…帰ろ帰ろ、今日車で来たし音楽でも聴きながら

？｢あ、チョンジョングク｣

｢んあ？…なんでいんだよ｣

？｢私も乗せて、車｣

｢はぁ？おまえ、何言ってんだよ

……A｣

A｢いいじゃん、私とチョンジョングクの仲じゃん｣

｢学校内だぞ、呼び捨てやめろ…｣

A｢じゃあジョングク先生、のーせて｣

｢キモいからやめろよ｣

A｢なんなんだよ｣

｢俺先帰るから、電車で帰って来い｣

A｢お邪魔しまーす｣

ｶﾞﾁｬｯ

｢…は？見られたらどーすんの、駄目だよ｣

A｢しょうがなくない？気付いたら寝てたんだもん

…誰か起こしてよね、もーう｣

｢はぁ…それ理由になってないから

いい？俺ここの現場見られたら捕まっちゃうのよ、分かる？
女子高生に手出したキモ教師だと思われたくないからさぁ、頼むよマジで｣

A｢待って、人いる｣

｢え？｣

いやマジだ

あれは……ジミン先生

やばい1番見られたくない人に見られた最悪

俺の人生終わったわ…こんな現場言い訳出来ない

Aは……

って真顔でずっと指差してんなよこっち来るぞ！！！

｢これじゃ俺まるで恋敵だよ……｣

A｢…何言ってんの？

てか、早く言い訳考えないと、ほら｣

お前のせいだよ！！！

そう言いたかったけど、もうすぐそこにジミン先生が来てて

ｼﾞﾐﾝ｢…ジョングク？なにしてんの｣

｢えっと、、こいつが、俺の車見たいって言うから｣

ｼﾞﾐﾝ｢……へー

こんな時間に？部活動ももう終わってる時間だよね｣

｢……今までこいつ、教室で寝てたみたいで、、

鉢合わせしちゃった流れで｣

ｼﾞﾐﾝ｢そうなんだ

…生徒と教師がこの時間に二人で話してるのはさすがにまずいと思う、気を付けなよ

秘密にしといてあげるから…見つけちゃったのが僕でよかった｣

｢………｣

ｼﾞﾐﾝ｢じゃ、また明日ね

…Aも｣

A｢……さよーなら｣