【d!】社畜と異世界人 (ページ44)

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連勤で日に日に死んでいく私の顔を初めて見たショッピくんはドン引きしていた。

shp「Aさん、顔酷いですよ…大丈夫ですか？」

「週末はいつもこんな感じだよ」と答えるとショッピくんは「えっ」と声をもらす。

相当酷い顔してるのか、私。

ようやく連勤を乗り越え、休みが訪れた。
華土はいいぞ、華金はもっと最高だ、異論は認めないぞ。

朝起きて、リビングに向かうと珍しく先にゾムさんとショッピくんが起きていた。

zm「A、おはようさん」

shp「Aさん、おはようございまーす」

「お二人とも今日は早いですね」と言うと、「Aさんがいつもより遅いだけですよ」とショッピくんが言う。

zm「朝メシ、俺が作ってみたんや！食べてみて！」

思わず以前の食害が脳裏を過ったが、
ゾムさんがテーブルに並べるご飯は、人間の適量でほっと胸を撫で下ろした。

「ゾムさん、料理出来たんですね」

zm「簡単やつしか作れんけどな。料理番組とAが持ってる料理本読んだやつ真似してみただけやで？」

思わず驚いてしまう。
私が教えたのは、ガスコンロの使い方程度だ。

ゾムさんの食への関心は誰よりも凄い、もはや尊敬の域だ。

W国は顔面偏差値が高い上に、スペックが高すぎるのではないか。