come into flower～Eustoma～vol.3 (ページ27)

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疲労困憊/優越感ページ27

ステージでも

テレビの中でも雑誌の中でも

いつだって

ジュノは真っ直ぐでキラキラしてる。

そんなジュノが

私の身体で

こんな風に乱れて息も乱してる・・・

嬉しくて、胸が締め付けられる。

さっきよりリズムを激しくするジュノ。

「ぁあ・・・っぁ！はぁっ」

擦られる刺激と奥に当たる動きに、

また甘い波がやってきそう。

一番最奥の所に当たると

何も考えられなくて

快楽だけに待って逝かれ

我慢できない。

我を忘れて

目の前のジュノにしがみつき、

私はジュノが注ぐ甘い刺激に耐える。

そして、ジュノが

更に大きくなったのを感じて

深く私の中に入ると、

一番奥で大きく脈を打った。

「・・・・っ」

「ぁはぁっ・・・」

中で熱いものが放たれるのを感じ、

息が乱れた。

心臓が・・・っ

鼓動が激しい・・・

ぐったりして息が整わない私を

ジュノは抱きしめて

汗ばんでだ身体で

二人、ソファに身体を預けた。

やがてジュノが大きく息をつくと、

私の頬を撫でて

チュッと音を立てて口付ける。

「平気・・・?」

いや、死にそう・・・

なんかもう色々ぐちゃぐちゃで

何にも考えれない・・・っ

ただ、ジュノと

このままずっと繋がってたい・・・

ピッタリと

ジュノとくっついて

そう思った。

・・・

Junho side

事を終えて、

俺に身体を預けたまま

Aは呼吸を荒くして動かない。

髪を撫でて、

その余韻に酔いしれた。

今までだって

Aが男と仕事をすることがあっても

絶対的な信頼があって、

何よりAの変わらない態度が俺を安心させてた。

ただ、テギョンヒョンとAの二人並んだ姿は、

やっぱ無理すぎた。

だからちょっと強引にでもAを抱いて

優越感に浸りたかった。

俺の、だって。

「撮影って、しばらくない？」

「明日・・コンタクトレンズのが入ってる、」

へ〜。

だから俺は、Aの胸にチクリと印を残した。

Aは、その痛みにびっくりしたようだったけど、

髪をふんわりと触って

笑った。

「も〜子供みたい」って。

だからもう一度同じ場所に

強く、印を残す。

唇を離すと

Aの胸に

淡く浮き上がってる紅い印。

ずっと消えなければいいのに。

そう思いながら、指でなぞった。

「Aも付けて」

「え！」

Aがキスマークを付けやすいように、

首筋を見せる俺。

「首は、まずいんじゃない？」

心配性なA。