come into flower～Eustoma～vol.3 (ページ25)

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結局許しちゃう。ページ25

Aside

「こんな綺麗な身体、他に絶対見せるなよ」

私の全身を

熱く、

じっとり舐めるようなジュノの視線。

「もう、ほんとにハズいって」

恥ずかしくって

ぎゅっと生まれままの姿で

一糸もまとわない姿のジュノに抱きつく。

「ヤァ、見せろ」

ぴたりとくっついてた身体を

ぐぃっと

ジュノに引き離される。

「全部俺のって、見せろ」

結構ジュノの視線は本気で、

ドキドキする。

こんなの・・・無理すぎるっ

「せ、めて・・・明かりを、消して・・・」

「駄目」

明る過ぎて

でも逃げようとしても

ジュノに

しっかり腕を掴まれる。

「もお・・・(ヤダヤダ)」

だからそばにあった

大きめのシーツみたいなのを引っ張って、

私は、身体を少し隠して

ちょっといつもとは違うジュノを

睨みつけた。

ジュノは

そんな私を無視して

私の顎に少し触れて、

「キス」とだけ言う。

だから

結局許しちゃう。

私とジュノは

唇を重ねて、

隠したシーツも横に投げて

腕を首に回して、

今度は自然と舌を絡ませていた。

身体はだんだん熱を上げていく。

何度も角度を変えて口付けられるうち、

何も考えられなくなる。

ジュノの肩や腕に触れてると、

程よく付いた筋肉が

ジュノを男だと意識させた。

私がよく知ってるジュノ。

膨らみに触れながら、

ジュノのキスは

私の頬に

首筋に

胸に

ゆっくり落ちてくる。

「んっ・・・・」

舌を這わせられ

時折吸い上げられ

身体が跳ねて吐息が漏れる。

ちょっとだけまだ濡れてる

柔らかいジュノの髪に触れて、

刺激に反応して

ギュッと抱きしめると、

ジュノは

胸の先からわずかに唇を離して

少し顔を上げて言った。

「気持ちいい？」

「・・んっ・・・」

ジュノは

執拗にそこを

口や指で攻めて、

私は息を乱した。

私の身体、

脚の間が熱くなるのを感じる。

ジュノも

熱くなってるのを感じる。

胸を離れたかと思ったジュノがせがむキスは、

酷く甘い。

ジュノの手が

脚の間を優しく這わせると

その滑りに自分でも驚き、

羞恥心が湧き立った。

「すご」

それでも止まないジュノの指先が触れて、

感じるのが止まらない。

「はぁっ・・・ん」

何度かなぞったジュノが

私を見上げながら言う。

「すぐ入りそう」

「ゃ・・・っっ」

入り口に

ジュノの指が押し行ってきて、

私の吐息は大きく漏れた。