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『嫌い!嫌いだから離して…』

JK「…嫌い嫌いって言うのは好きの裏返し。」

『…お願いだから。』

JK「今の俺は彼氏です。」






うっかり口を滑らせたせいで
現在の態勢は心臓間もなく破裂。

…どうか私の骨を拾い上げてほしい。

死亡寸前のジョングクの意地悪さに呆れつつも
まだ顔が見えないから良し…ということにしておこう。





バックハグ。
…バックハグなんて、漫画でしか見たことないぞ。

控えめにいってアミに殺されると思う。







『…死にそう。(緊張で。)』

JK「ほっそいね、しかし。」

『…聞いてないフリやめてください。』

JK「よくあるシチュじゃん。
1年待っただけ偉いからね、俺。」




…そうなの?
我慢させている罪悪感と、心臓のド緊張と。
どっちにも板挟みされて辛い。









JK「……可愛すぎない?」



いつもでさえ、グハっとなる言葉に
今日はさらに近距離がのしかかってきて、



耳元でイケボやめなさい。

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作者名:時間 | 作成日時:2021年4月28日 16時

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