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これ以上詰め寄られても逃げ切る自信がなかったので、朝御飯を作りにキッチンに向かおうとした。





JK「……ヤー逃げるの。」

『に、逃げてないよ。…ジョングク近いよ、』

JK「…嬉しくて抱き付いているのに。
なんでそんなに嫌そうなわけ?」





今日は色々ジョングクがいつもと違う風に見える。
こんなに、…大人っぽかったっけ、なんて。








JK「あのね、…付き合ってもう1年経ったじゃん。」

『う、うん…、』

JK「そろそろスキンシップくらい解放しても良いんじゃないの?」









側に居られるだけで幸せだと思う。
…元、ペンだなんて打ち明けても
変な空気にかえってさせるだけ。





ハグもキスもそれ以上のことも私は望んでいない。だって、ジョングクはまだ私にとっては推しでしかないんだもん。









JK「……ちょっと、嬉しかったよ。」

『…へ?』

JK「…嫌いなのに、…聴いてくれててさ。」









…バレるのは、時間の問題なのかな。

いつまでも続くと願った幸せな未来が、
遠ざかっていかないように祈った。

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作者名:時間 | 作成日時:2021年4月28日 16時

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