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『ヤ、ヤァ!あんまりそれ見ない!!!』

JK「えー、Aのケチ。良いじゃん。」

『…恥ずかしい。』

JK「もう一枚お守り増えてラッキー。
いつも、持ち歩こ。へへ、」

『ジョングク!!!!』

JK「おっと、聞こえない。」








十五のチョンジョングクと
二十のチョンジョングク。


どちらの写真の彼も
とびきりの笑顔を見せている。






…これは、もう三年も前の写真だけど。








JK「また撮ってよ、クッキさん。」

『……絶対嫌だからね?』

JK「たまにはサービスしてよ。」



口を尖らせる彼氏と
聞く耳持たずの彼女。









JK「……"もしかしてアイドル嫌い?"」

『………………………きらい。』

JK「未公開ジャケ見せてあげようか。」

『え、大好き。』









俺の彼女はアイドルが嫌い
…………ってこともないみたい。










【完】

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作者名:時間 | 作成日時:2021年4月28日 16時

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