検索窓
今日:11 hit、昨日:11 hit、合計:408,093 hit

23 ページ23

.





JK「……クッキ、だったんだ、Aがっ。」

その文字に、どうして気付かなかったんだろう。
名前も顔も知らないから、いつも文字に想いを寄せていた。



納得が行った。

隣に居て、安心したのは
俺が大好きなあの人だったからか。








「……全部グッズあったぞ。
お前、愛されてたんだな、アイドルとして。」

涙が止まらなかった。止められなかった。







"嫌いってわけじゃない。"



何だよ、そんなの。ずるいじゃんか。
また好きが募って、今すぐ会いたくなって、
抱き締めて嫌そうな顔をされても良いから。








ありがとう、って、俺は言わなくちゃ。



だけど俺は嫌だよって、
Aだから隣に居たいって思えるんだよって、
だって、君は伝えてくれたのに。



俺は、まだ言えてないよ。









JK「……家には居なかったんだよね。」

「…あぁ。」

JK「…俺、会いたい、Aに。」

YG「……どういうことか分かってんのか?」







知ってる。
その行為が取り返しのつかないことだとしても。







Aを失うのが、いちばん嫌だ。

24→←22



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (541 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1516人がお気に入り
設定タグ:防弾少年団 , BTS , ジョングク
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:時間 | 作成日時:2021年4月28日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。