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カメラのシャッターがやけに響いて聞こえる
俺が今居る場所は、とあるスタジオ。

今日はタリョラの撮影で、
写真を撮り合う企画らしい。








JN「ジョングクどうしたんだ?」

JK「え、やっぱりカメラのレンズ綺麗に写るなぁって…。このジニヒョン良い感じに撮れました。」

JN「ヤーどこが良い感じなんだ!
ワールドワイドハンサムらしくない顔だろ!
もっとイケメンに撮ってくれよ…。」

JK「良いじゃないですか。」








写真、と聞くと真っ先に思い浮かぶあの日。

……思い出すなぁ。
ずっとずっと昔の、まだデビューしたての頃。





"いつも、陰ながら応援しています。"

恋しくなるような文字で、綴られたその言葉と。









"ジョングクくんの、笑顔が大好きです。"

本当に自分か、信じられないほど
楽しそうに撮られた写真。





何故だか分からないけれど
心惹かれて今まで支えられてきた。









JK「……"クッキ"、さん。
元気にしてるかな。」









『……クッキは可愛いね、やっぱり。
ジョングク絵上手いからなぁ…。


…届いてる、わけないよね、やっぱり。
あなたの名付け親が、私なんかじゃないはずだし…。』

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作者名:時間 | 作成日時:2021年4月28日 16時

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