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『ちょ、ちょっと待って!!!
今すごく散らかってるから…、』
JK「いつもAの部屋綺麗じゃん。
俺の部屋の方が汚いよ。
…っていうか、見つかったら面倒だから入っていい?」
こんな夕方に一般人の家に来る危険性を考えると、一刻も早く家に入れた方が良い。
だけど、アミだとバレるのだけはどうしても
気が進まないなんて言ってられない。
物置部屋に全部押し込んで家の中で運動しきったくらい走り回った。
な、何とかセーフっ!!!
『お、お待たせ…、』
息を半分切らしながらジョングクを出迎えた。
JK「そんなに汚かったの笑?」
『なかなか掃除してなくて…、』
JK「Aの部屋綺麗なのに意外。
あんま、ちゃんと見たことなかったけど…。
こっちの部屋とか行ったことないや、
ここ何の部屋?」
ぎぐり。
『も、物置部屋みたいな…?』
JK「へー。そんな積み重なってるの?」
『う、うん、もうめっちゃ汚い。
ところで、今日どうしたの?』
JK「ちょっと行き詰まりで気分転換に来ちゃった。ごめんね、忙しかった?」
『いや、大丈夫…』
JK「曲作りがなかなか参っちゃって…。」
何とか隠し通せた。
そう思っていた。
だけど、すっかり私は忘れていたのだ。
「宅急便です〜。お届けものです。」
JK「ほんとに頼んでたんだ笑。
取ってきたら?」
……バンタンのアルバム届くの忘れてた…。
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作者名:時間 | 作成日時:2021年4月28日 16時