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『嫌いってわけじゃ…、』
JK「俺、格好いい姿見て欲しいんだけどな。
…Aの前で一番見せたいのに、
いっつも来てくれないから寂しい。」
付き合って1年少し。
別に、直してほしいところがあるわけじゃない。
優しいし、どこまでも気が利くし。
こんな俺が、彼氏でいいって言ってくれて幸せだ。
『…そ、の、アミの皆さんの方が、
ずっとずっとジョングクを観たいだろうし。』
JK「だけど俺だって見てほしい相手がいるくらいは構わないと思うんだけど。
目の前のAに見てほしいな。」
『…と、とにかく私は行かないよ？
申し訳なさすぎだから…。』
俺から逃げるように
パタパタとキッチンに向かったA。
いっつも、こう。
俺、そんなにアイドルとして嫌われてるのかな。
JK「…来てくれたっていいじゃんか。」
『む、むりむり、ライブなんて…！！！』
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作者名：時間 | 作成日時：2021年4月28日 16時
