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光｢ほれ、侑李、飯できたぞ｣
侑｢はーい、あっ、美味しそう｣
こちら八乙女家。
両親がバリバリ営業マンのこの家では、休日は兄・光くんが3食作るのが習慣となっています。
侑｢そういえばお兄ちゃん、そろそろ期末テストでしょ？
指定校推薦がどうのって、この前宏太が言ってたけど、大丈夫なの？｣
光｢おまっ…折角の休日に勉強の話すんなよ…｣
勉強が出来る弟から小言を言われて、｢母ちゃんに似てきたな…｣とついつい漏らした光くんの足を、テーブルの下で軽く蹴る侑李くん。
これもいつもの事です。
侑｢で？どうなってるの、進路｣
光｢お前は俺の親かよ…｣
侑｢弟にこういうこと言われることを、少しは恥ずかしいって思わなきゃダメだからね？｣
光｢はい…｣
割と放任主義な八乙女家。
そのためなのか、性格でキッパリ勉強が出来るかどうかが分かれてしまったのでしょうか？
光｢俺さぁ、美術系か音楽系か迷ってたんだよね｣
侑｢凄く非現実的だね｣
光｢やめろ！…だからさ、｣
侑｢うん｣
光｢その、なんだ…大学のさ、なんかそういう感じのところ行こうかな、って｣
侑｢いいんじゃない？お兄ちゃん、センスあるし。
コントラバスならオーケストラでも吹奏楽でもいいしね！｣
光｢まぁ、頑張るわ…｣
侑｢で、指定校なの？｣
光｢馬鹿言え、俺の頭で指定校なんか取れるわけないだろ…｣
侑｢もう慧ちゃんと宏太に付きっきりで教えてもらいな！｣
まるで立場が逆転したように、お兄ちゃんに進路指導を行う侑李くん。
光｢…お前、ほんとに俺の弟？｣
侑｢なんで？僕が可愛いから？頭がいいから？｣
光｢自分で言うなや…まぁそうなんだけどさ｣
侑｢ほんと、お兄ちゃんもブラコンだよね｣
光｢兄として弟を可愛がるのは当たり前だろ？｣
変なところで理解がしきれない光くん。
そんなお兄ちゃんにため息をつく侑李くんなのでした。
侑｢その度が過ぎてるの！だからお兄ちゃんはブラコンなの！｣
光｢ちょ、なんか侑李、辛辣じゃね！？｣
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ひまわり - くりおね。さん 勉強頑張ってください！看護師になってください！！ (2017年10月7日 7時) (
レス) id: 33f8bcb013 (このIDを非表示/違反報告)
くりおね。(プロフ) - まいさん» お返事、遅れてしまい大変申し訳ありません。私の方の私情により、更新が滞ってしまったこと、深くお詫び申し上げます。これからも度々更新出来ない期間があるかと思われますが、ゆっくり気長にお待ちいただけると幸いです。いつもお読み頂きありがとうございます。 (2017年8月10日 20時) (レス) id: 8cfd31b17e (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - 昨日は完結となっていて驚きましたが今日更新されてとても嬉しく思ってます。元吹奏楽部でとても面白いので読み返していつも笑ってしまいます。 (2017年8月1日 23時) (レス) id: 6a729fdc62 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 更新滞っておりまして申し訳ありません>_< のんびりまったり、待っていただけると幸いです|ω･`)ｺｿ (2017年8月1日 20時) (レス) id: a1bd75ecbd (このIDを非表示/違反報告)
めいりん(プロフ) - 続きは無いんでしょうか(。>д< (2017年8月1日 15時) (レス) id: 2ab528ba62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりおね。＆ななみ x他1人 | 作成日時：2017年3月4日 0時
