＊ ページ16
裕｢うーん...｣
侑｢あれ、ゆーてぃーどーしたの？｣
裕｢えぇっと...物理のこの問題がよく分かんなくて...｣
侑｢僕に言われてもわかんないよ｣
２年生から理系か文系か、クラスが分かれるこの学校。裕翔くんはお兄ちゃんを見習ってか、理系クラスを選択したため、物理の授業があります。
どうやらその問題が解けないようで困っているようです。
涼｢良く理系なんて選択したよな...俺なんて物理基礎で心折れたのに...
慧せんぱーい、ゆうてぃーが物理分からないって言ってますよー｣
慧｢ん？裕翔、分かんないのか。大ちゃんちょっと待っててー｣
大｢待って、慧！あと少し、あと少しで解けるからここにいて...！俺の成績と裕翔、どっちが大事なの！？｣
慧｢裕翔に決まってるでしょ、そもそも授業中寝てる大ちゃんが悪いんだよぉ、雄也から聞いてるんだから。｣
そう言って、大貴くんから離れ、弟の裕翔くんに丁寧に物理を教え始めた慧くん。
裕翔くんが質問したことがわからないのは嫌なので、テスト前は自分の勉強よりも２年生の復習の方がしっかりやってたりもします。
大｢雄也てめぇ...！余計なこと言ってんじゃねぇよ...｣
雄｢事実だろ！｣
宏｢雄也、お前喋る暇も寝てる暇もねぇからな。英語、あまりにも酷すぎ。｣
雄｢俺日本人だし...｣
宏｢出来ない奴の言い訳だぞ、それ。光、飽きたからってノートに落書きするな！｣
光｢無理...もう頭パンクする...｣
侑｢お兄ちゃん、赤点全部回避できたら１回くらい朝ご飯作ってあげる。｣
光｢よし、やる気出た｣
さっきまでノートにうつ伏せていた光くんは何処へやら。
可愛い弟の侑李くんの一言でモチベーションが一気に上がったようです。教科書を見ながらワークをどんどん進めていきます。
圭｢侑李、光先輩の扱い慣れてるね...｣
侑｢当たり前でしょ、僕だもん｣
お兄ちゃんはちょろすぎるんだよ、と楽しそうに笑う侑李くん。
なんだかんだで侑李もお兄ちゃん大好きなんだなぁ、とぼんやり思った圭人くんなのでした。
慧｢で、この公式を使ってここにかかる力の大きさを求めれば...｣
裕｢おぉっ！ありがと、兄ちゃん、助かった...｣
慧｢いーえー、裕翔は偉いね、頑張り屋さんで。｣
わしゃわしゃと子供をあやす様に裕翔くんの頭を撫でる慧くん。
裕翔くんも｢止めろよ！｣なんて言いながらもどこか嬉しそうです。
そんなほのぼのムードを壊すかのように、数学の問題に引っかかった大貴くんが悲鳴をあげるまであと少し。
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なぎ - フルーツパフェ、私の部活の子も吹いてました笑笑。とても懐かしいです。実は私もユーフォだったんですよ笑なんだか共感できるとこが多くて嬉しいですー (2017年3月17日 20時) (
レス) id: dfb30a723c (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - まかろん｡○*.さん» コメントありがとうございます(*^^*) 吹奏楽部の方にお褒めいただき光栄です(^^) これからも2人でまったりやっていきますので、よろしくお願いいたします。 (2017年3月3日 22時) (レス) id: a1bd75ecbd (このIDを非表示/違反報告)
まかろん｡○*.(プロフ) - いつも見させていただいています!! 私自身吹奏楽をするので、みていてとても楽しいんです^^*これからも頑張ってください!! (2017年3月3日 22時) (レス) id: 2b4587032a (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - ななみさん» ありがとうございます！！ (2017年3月1日 18時) (レス) id: 0f7c4a1a70 (このIDを非表示/違反報告)
ななみ(プロフ) - 優亜奈さん» ありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉ (2017年3月1日 18時) (レス) id: a1bd75ecbd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くりおね。＆ななみ x他1人 | 作成日時：2017年2月19日 21時
