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ジョングクくんからぎゅっと手を握られたまま、見慣れない風景を小走り


通るたびに、若い女性スタッフがこそこそを話をしてる

いくらスタッフさんだからって、やっぱみんな雲の上の存在、憧れの存在なんだよね、、、


そんな彼に、わたしは手を握られている



ドキ、ドキ、、



あぁ、まただ

考えれば考えるほど心臓がバクバクとうるさくなる




JK「ここだよ」




音響設備が整っているらしく、ジョングクがドアを開けた瞬間


隙間から音がっと流れ込んできた




「わぁ・・」




これは確か、MIC DROPという曲

ホビくんが、いつもとは違って真剣にジンさんにダンスを教えている

ジンさんも、分からないところを何度も何度も繰り返して



みんな、すごいなぁ、、


一生懸命に、でも楽しそうに練習するみんな

これは、わたしの知らない

わたしが初めて見るみんなの姿






JM「お!Aぬな!」



ジミンくんが最初に気付いて走ってきた

みんなもその声に気付いて動きを止め、こちらに歩いてきた



NJ「Aぬな、ごめんね。ジョングクがスマホ忘れたみたいで」



こういう時、真っ先にお礼を言うのはナムジュンさん



「そんな全然!わたしこそ、仕事場に来るのどうかなぁって思ったんだけど」

TH「もー!ぬなのそういう所は変わんないよねぇ!」

「えっ?」

TH「ま、そこが好きなんだけど」

「はい?!」



変なこと言いながら抱き着いてくるテヒョンくん

背中からでも伝わる汗ばんだ体

やっぱ、タオルとか持ってくるんだった、、



「ねぇ」

JN「どうしたの?」

「あ、みんなタオルとか持ってるの?」

JM「え?タオル?」



なんで??みたいな顔して、みんなわたしを見る



「汗かいてるのに、ちゃんと拭かなきゃ」

JM「あー、そんなのすぐに引っ込むよ」

HK「そうそう」

「だめだめ!!そんな事してたら風邪ひいちゃう!」



みんな、体動かすのが仕事なんだからっ

そういってバックから、先ほどジョングクくんの汗を拭ったハンカチを出す


パっと顔をあげると

みんなポカンと口を開けていた



YG「ははっ!!お前ってホント」

「え?なに?!」

TH「もー!ぬな好き!」

JK「ひょん、抱き着かないで」



わ、わけわからない

わたしはただ風邪を引くと思って

なのにみんな、嬉しそうに笑うから



「そんな、笑わないでよー」



楽しいなって思ってしまったんだ








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作者名:な む | 作成日時:2019年1月14日 23時

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