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「…お水、飲みますか？」
私がそう尋ねると、
ﾏｻｲ「…うん…」
と、小さく頷く。
マサイさんはこちらに来るなり、何故か黙って私の隣に座り、眠そうにしている。
まだ頬が赤いので、私はコップに水を注ぎ、それをマサイさんの前に。
「どうぞ…」
マサイさんは、水を一口飲んで、息を吐き出す。
普段とは違う雰囲気のマサイさんと、この静かな空気を意識してしまうのは、私にとっては仕方のないことだ。
私はマサイさんの顔色をもう一度確認して、立ち上がる。
「えっと…お、おやすみなさい…」
機嫌を損ねないように、それだけ言って、軽く頭を下げた。
マサイさんは何も言わないが、とりあえず言ったので多分大丈夫だろう。
少し後ろめたさが残るが、時間も時間だ、と自分に言い聞かせる。
部屋に向かおうと後ろを向くと、マサイさんに手を掴まれた。
ﾏｻｲ「…待って。」
いつもより低い声に、私は体を強張らせる。
怒らせてしまったのだろうか…
緊張して顔を見られないでいると、その手を後ろに引かれて、私はマサイさんに背中を向けたまま座った。
すると、すぐにマサイさんの腕が私の腰に巻き付いてきて、後ろから抱きしめられる。
その瞬間に、私の心臓は跳ね上がる。
え、いや、待って待って待って…
こんなの聞いてないし知らない…
酔うと甘えてくるなんて聞いてない…！
私が頭の中ですごく焦っているのに、体は言うことを聞かず、動かない。
顔は熱を帯び、見てはいないが、きっと真っ赤になっているのだろう。
こういうことには全く慣れていない…というか、初めてなので、どうしていいか分からない。
もう、されるがままの状態だった。
そんな私に、マサイさんはさらに追い討ちをかけてくる。
私の肩に、顔を埋める。
ふわっと香るアルコールが、この雰囲気を引き立てているようにも感じてしまう。
うるさかった心臓が、もっと激しく脈打つ。
ﾏｻｲ「…ねぇ、」
すぐ近くで声がして、体が密着しているせいか、振動まで伝わってくる気がした。
この状況で声なんて出るはずもなく、私は返事ができないままでいる。
ﾏｻｲ「………ごめん…」
何故謝るのか、今の私にはよく分からなかった。
ぎゅっ、と抱きしめる力が強くなる。
そして、少し間を置いて、マサイさんは口を開いた。
ﾏｻｲ「……好き…」
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マサイ愛 - 更新頑張ってください！(*^▽^*) (2020年1月30日 20時) (
レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - もちきなこさん» すいません。更新ふぁいとです！ (2018年9月27日 16時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
もちきなこ - とびじゃす#さん» 大丈夫ですよ！いつもコメントありがとうございます！これからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年9月27日 16時) (レス) id: 0ae4718a03 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - もちきなこさん» あ、すいません。もうしません。ほんまにすいません。 (2018年9月26日 23時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ - もちきなこさん» はい！じゃあもう一度見返しときます！笑笑 (2018年9月26日 20時) (レス) id: df38677796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちきなこ | 作成日時：2018年8月17日 12時
