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恋愛トークとして撮ったその動画は、結局投稿しないそうだ。
「もともと撮ろうと思ってなかったから。」とンダホさんは笑って言っていたが、彼なりの気遣いなんだろう。
もうかなり遅い時間なので、シルクさんとンダホさんは帰宅。
私は事務所から頼まれた仕事があるので、それをもう少しやる…つもりだった。
マサイさんが私に“聞きたい事”があるらしく、さっきからその質問を待っているのだ。
…そんなに聞きにくいことなのだろうか。
待っているほんの数秒がもどかしく感じてしまう。
ﾏｻｲ「…嫌だったら答えなくていいからね。」
やっと口を開いた彼に、私は「はい。」と返事をする。
ﾏｻｲ「…さっきの話なんだけど、『他のやりたいことを優先してた』って…本当…？」
「え…っと…」
まさか気付かれていたとは…
ﾏｻｲ「あ、いや…なんか難しい…悲しそうな顔してたから、気になって…」
そんなに顔に出ていたのか。…というか、この人はどれだけ人の顔を見ているんだ。
「…それも、本当なんですけど…」
…今まで誰にも話さなかったが、この際話してしまった方が、少しスッキリするかもしれない。
そう思って、「大したことではないんですよ。」と前置きし、ゆっくりと話し始める。
「…学生の頃って、よくあるじゃないですか、…冷やかし。」
ﾏｻｲ「うん。」
「あれがトラウマというか…すごく気にしてしまって…」
ﾏｻｲ「うん……そっか…ありがと、話してくれて。」
また辛い表情になってしまっていたのだろうか、マサイさんは優しい笑顔をこちらに向ける。
もっと話すことはあったのだが、今それを考えるとどうしても胸が苦しくなってしまう。
…自分の気持ちを否定して、忘れようとしてしまう気がしたから。
「…いつか、ちゃんと全部話します。」
そう言うと、マサイさんは笑って「俺も。」と言った。
その言葉が気になって、彼の笑った顔に安心して、少し気持ちが落ち着いて、辛さが和らぐ。
私もマサイさんに笑って見せた。
…きっと、これを話す時は、この曖昧な感情がはっきりしてからになるだろう。
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マサイ愛 - 更新頑張ってください！(*^▽^*) (2020年1月30日 20時) (
レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - もちきなこさん» すいません。更新ふぁいとです！ (2018年9月27日 16時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
もちきなこ - とびじゃす#さん» 大丈夫ですよ！いつもコメントありがとうございます！これからも読んでくださると嬉しいです！ (2018年9月27日 16時) (レス) id: 0ae4718a03 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - もちきなこさん» あ、すいません。もうしません。ほんまにすいません。 (2018年9月26日 23時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ - もちきなこさん» はい！じゃあもう一度見返しときます！笑笑 (2018年9月26日 20時) (レス) id: df38677796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちきなこ | 作成日時：2018年8月17日 12時
