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〜マサイside〜
「だからもーいいじゃん。俺の話は。」
ンダホ「いや、昔と変わってるかもしれないし、視聴者さんも気になってるだろうから!俺らも話したし。」
「んなこと言ったら俺も話したし。てか、何で俺ばっかなんだよ。」
ンダホは「えー」と言いながらも、ニヤニヤと俺にカメラを向け続ける。
シルク「俺も気になるな、マサイのは。その辺はあんま踏み入った話とかしたことないしw」
シルクも編集をしながら口を出す。
正直、今はこういう話はしたくない。
理由は本当に簡単なことだ。
俺には現在進行形で(ンダホ「あ、Aちゃん!」
俺の(脳内での)言葉を遮ったのは、お風呂上がりのAちゃん。
タイミングが良いんだか悪いんだか…
撮影をしていることに少し驚いて立ち止まるAちゃんに、ンダホは俺の隣に座るよう合図する。
…この状況だと、もうわざとやってるとしか思えない。
ふわっとした優しい香りと共に、Aちゃんは俺の隣に腰を下ろした。
ンダホ「今ね、恋愛トークしてたんだけど…」
…まあ、そういうことだ。俺が話すのを嫌がっていたのは。
別に、カメラが回ってなかったら話せる。
ただでさえ色々と…主にこの子とのことだが、視聴者さんから言われているのに、ポロッと何か溢したらどうだ。
…きっと、大変なことになるだろう。
批判的な意見はほとんどなかったと思うが、それでもこの子にも迷惑がかかるのだけは避けたい。
貴「…えっ、あ、はい…」
顔を引きつらせ気味に返事をするAちゃん。
…でもまあ、ちょっと聞いてみたいかな、なんて思ってるズルい自分がいて。
シルク「Aちゃんの話も聞かせてよ。」
そんなことを言うシルク達に、ほぼ流れだが、乗ることにした。
貴「えぇ……」
小さな声で「そういうの苦手…」と聞こえて、思わず「えっ」と声を漏らしそうになるが、なんとか止めた。
貴「えっと…例えばどんな…?」
ンダホ「さっきは“好きなタイプ”とか話してたよ。」
…めっちゃ気になる……
貴「んー…」
少し考えた後に彼女から出てきたのは、ここにいる俺らも全く想像していなかった答えだった。
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マサイ愛 - 更新頑張ってください!(*^▽^*) (2020年1月30日 20時) (レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - もちきなこさん» すいません。更新ふぁいとです! (2018年9月27日 16時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
もちきなこ - とびじゃす#さん» 大丈夫ですよ!いつもコメントありがとうございます!これからも読んでくださると嬉しいです! (2018年9月27日 16時) (レス) id: 0ae4718a03 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - もちきなこさん» あ、すいません。もうしません。ほんまにすいません。 (2018年9月26日 23時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ - もちきなこさん» はい!じゃあもう一度見返しときます!笑笑 (2018年9月26日 20時) (レス) id: df38677796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちきなこ | 作成日時:2018年8月17日 12時