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〜マサイside〜


シルク「どーしたもんかね…」


シルクがもうお手上げといった様子でそう言った。


何となく時計に目を向けると、午後10時過ぎを指していた。


「ちょっと反省会でもするか。」というシルクの一言で始まったこの反省会。


俺の家に集まったのは、シルクとンダホとモトキ。


比較的多く動画に出ているメンバーだが、なかなか良い案は出てこない。


モトキ「俺らはそこまで気にしてないけど、さすがにここまでくると…ね。」


ンダホ「好きで観てくれてる人もいるんだし、嫌な気持ちにはさせたくないよね。」


そう。反省会の内容は最近多い批判的な意見について。


俺もそこまで気にしずやってきたが、放っておくのも良くない気がする。


シルク「でもまあ、まずは俺達が楽しんでやっていかないと(ドンッ)……何だ今の音。」


モトキ「…あの部屋から聞こえたよね。」


全員が確かに聞いた。もちろん俺も。


何かが落ちたような「ドンッ」という音を、寝室の方から。


ンダホ「え、何?怖い怖い怖い。」


モトキ「ちょっとマサイ、見てきて。」


「はぁ!?何で俺なんだよ。」


シルク「お前の家だろw」


「マジかよ…」


心霊現象ではないことを祈り、俺は寝室のドアを開けた。


「えっ」


飛び込んできた光景に、目を疑った。


床に座った1人の女性。


顔面蒼白で、目を見開いて俺を見る。


訳がわからないまま、俺は3人の方へ急いだ。


シルク「お、マサイ。どうだった?」


「……お前らなんか仕掛けた?」


ンダホ「……え?ドッキリなの?」


モトキ「いや、違うでしょ。カメラ回してないし。」


「それ、ホントに言ってる?」


シルク「だからなんもしてねぇって。YouTuberすぎるだろお前。結局何だったんだよ。」


「いや…ちょい待ってて。」


俺は再び寝室へ向かった。

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マサイ愛 - 更新頑張ってください!(*^▽^*) (2020年1月30日 20時) (レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - もちきなこさん» すいません。更新ふぁいとです! (2018年9月27日 16時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
もちきなこ - とびじゃす#さん» 大丈夫ですよ!いつもコメントありがとうございます!これからも読んでくださると嬉しいです! (2018年9月27日 16時) (レス) id: 0ae4718a03 (このIDを非表示/違反報告)
とびじゃす#(プロフ) - もちきなこさん» あ、すいません。もうしません。ほんまにすいません。 (2018年9月26日 23時) (レス) id: 7955539d5f (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ - もちきなこさん» はい!じゃあもう一度見返しときます!笑笑 (2018年9月26日 20時) (レス) id: df38677796 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちきなこ | 作成日時:2018年8月17日 12時

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