レモン色の甘い恋*10

2* ページ45

「二次会わがまま言って

ごめんな？」









『えっ全然！

むしろ会ってみたいな

太ちゃんの彼女さん』









太「食いしん坊だし

頑固だし誰かに

そっくりだよ」









『ちょ、ちょっとそれ

私の事言ってるでしょ？』









ははって笑ってる太ちゃん

久しぶりにこうして

笑って話せた


二次会彼女さんも呼んだの

太ちゃんが私と裕太に会わせたいって






太「俺ね、その子と

結婚しようと思ってる」









『そっか』









太「あ、ちょっと

ヤキモチ妬いた？」









『まっ、まっ、まさか！！』









からかってくるの

変わらないのについ

焦っちゃう私が居て









太「変わんないね、A」






笑って抱きしめられると

思ったのに

頭だけ軽く抱きしめてくれた









太「抱きしめるのはさすがに

あれだから玉には一生の秘密ね

後悔してない？Aは」









『...うん...太ちゃんは？』









太「してない

お互いが別の幸せになる道を選ぶのは

運命だったんだって

今日Aの花嫁姿を見て思えた」









『私も...嬉しいよ

太ちゃんが幸せそうで』









太「じゃあ先会場行ってるわ」









そう言って太ちゃんは出て行って

もう入場だからと入口まで

案内されたら裕太が待ってた

3*→←Happy wedding*

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