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ﾛｲ「最初は嬉しかった。ゴルゴンの血を浴びたのは、俺の勘違いだったのかなって。
けど、数日経ってから異変が起きました。
物陰に入ると、誰も俺の姿を見てくれなくなった。
声だけが聞こえて、姿は見えない。
親は、自分の息子が能力者になった事実を受け入れられなかった。
まるで別人のようになった。
俺は、居るようで居ない存在になった。
明かりさえ当たれば、俺の姿は見えるはずなのに、
まるで見えていないように、俺は家族に殺 されました。
当時6歳のエイムは、能力者が人間から嫌われていることを知らなかった。エイムだけが、俺の味方だった。
次第に俺は、家から出られなくなりました。親から監 禁されたんです。周りに能力者になったことが知られたら、自分たちまで差別される、だから、俺の存在を隠すようになりました。
食事もまともに与えて貰えない、時には暴力を振るわれて、俺の心は限界だった
そんな時、中学生になったエイムから、こんなことを言われました
『生かしてもらっていることを有難く思え。お前みたいな能力者が家に置いてもらっていることに感謝しろ。お前のことなんて、今すぐにでも殺 せるんだぞ』って、
まるでゴミを見るような目でした。
エイムが羨ましかった。両親から蝶よ花よと育てられて、欲しいものはなんでも手に入るエイムが、羨ましかった。
ゲーム機も、食べ物も、友達も、青春も、家族の温もりも、ちゃんと経験できるエイムが、羨ましくて憎かった。
こんな地獄を生かされるくらいなら、あの時、旅立っていた方が楽だった。
気づいた時には、エイムが目の前に倒れてました。
黒いモヤを纏っていて、救急搬送されて、
医師でさえ、治療法が見つからないって。
怪我をしたわけでも、病気を患ったわけでもない。けれど、突然植物状態になって、黒いモヤを纏っている。
俺も、親も、すぐに分かりました。
エイムがこうなったのは、俺のせいだって。
俺の逆恨みのせいで、エイムを閉じ込めてしまった。
だから、俺はエイムを救う義務がある。
自分の命を投げ打ってでも、弟をこっちに戻す義務があります。
だから、皆さんに手伝って欲しいんです、お願いします」
ロイは座りながら頭を下げる
ﾓｴｷﾞ「シオン、どうするの」
ハナモエギは無線に向かって話しかける
ｼｵﾝ「いいんじゃない、そこまで覚悟を決めてるんなら、断る理由がないでしょ」
シオンは無線の向こうで応える
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りゅう(プロフ) - いちごみかん。さん» いちごみかん。さん、コメントありがとうございます。こちらの不手際で検索しても出てこない仕様になっておりました。お手数お掛けしてしまいすみませんでした。新たにリンクを追加しましたので、そちらから飛んでいただければ幸いです。これからも本作をお願いします！ (2021年3月2日 1時) (
レス) id: 48296220b5 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみかん。(プロフ) - コメントすみません！Twitterの方の完全版の方を読みたいのですが作者様の垢が出てきません、、、（汗） (2021年3月2日 0時) (レス) id: bb0523e0f7 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - ありがとうございます！とても好きな作品なので嬉しいです！ (2021年3月1日 22時) (レス) id: 0c7b59b9d2 (このIDを非表示/違反報告)
りゅう(プロフ) - みこさん» みこさん、コメントありがとうございます。只今パスワードを解除し、全体に向けて公開をさせて頂きました。お待たせしてしまって申し訳ありませんでした。これからもこの作品をよろしくお願いします！ (2021年3月1日 21時) (レス) id: 48296220b5 (このIDを非表示/違反報告)
みこ(プロフ) - パスワードを教えていただけないでしょうか？ (2021年2月28日 22時) (レス) id: 0c7b59b9d2 (このIDを非表示/違反報告)
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