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ﾚｲ「やっぱり、初めましてですよね。自己紹介が遅れました、19歳レイです。鳥の能力を持っています。と言っても本当に飛べる訳じゃないんですけどね。」
ﾓｴｷﾞ「レイはキハダと同じスラム街育ちで、キハダとは兄弟みたいな関係なの。めちゃめちゃ推理力があって、16歳とは思えないほど頭がいいからさ、俺らと一緒に操作とかする事も多いんだよね」
ﾚｲ「照れますね、僕も皆さんみたいにムキムキになりたいです」
ｼｵﾝ「それは俺らというよりキハダだな。レイはあれだもんな、見た目は子ども頭脳は大人、その名も『シオン、ちょっと黙って。まだアンズが何も言えてないから。あと著作権考えて、これはこっちの話だけど』ごめんごめん」
アンズさん？と言う方、今目の前で困惑してるけど。仔犬？仔犬なの？トイプードル？マルチーズ？
すごいどうしようって顔してる、わかりやすい。
拾ってくださいってその目で見つめられたら拾っちゃうな。保護してあげたい。
いつ言い出せばいいのか分からなくなってるの？挙動不審だ、凄く挙動不審だ。「あぁ、どうしよう」って心の中で言ってるわ絶対。
ｱﾝｽﾞ「あ、初めまして、アンズって言います。歳はモエギくんよりひとつ下で、『えっ！！』能力は光です。よろしくお願いします。」
ﾚｲ「モエギくんの1つ下.....、その仔犬のような瞳で？」
ｱﾝｽﾞ「........仔犬？」
しまった、完全に困らせた。初めての人に素を出しすぎるのは良くないよな。慣れた2人が居るからかな。
ﾚｲ「ごめんなさい、困らせちゃいましたよね。どうしようって困ってる顔があまりにも仔犬だったから」
ﾓｴｷﾞ「うーん、たしかにわかる気がする笑」
ｼｵﾝ「他に2人新しく入ったんだけど、今ちょうど出かけてるの？」
ﾓｴｷﾞ「うん、ロイとツキハは出かけたよ。ツキハに外の世界教えに行くんだって」
ｼｵﾝ「あー、なるほど」
ｱﾝｽﾞ「あの、レイさん」
ﾚｲ「はい、レイで大丈夫ですよ」
ｱﾝｽﾞ「えっと、レイ...くんって、もしかして有名人ですか？、どこかで見たことあるような...」
ﾚｲ「有名人ってほどではないですけど、小さい頃はよくテレビとかの取材は受けてましたね。まあ、能力者になってスラム街に逃げ込んでからは、僕は神隠しにあった設定になってますけど」
ｼｵﾝ「アンズの住んでた国でもレイは有名なの？」
ﾚｲ「何度か見たことあるなと思ったんよ、天才少年として紹介されてたんかな」
続く (更新停止中)
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