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SIDE skt
腕の中で眠るAを見て微笑む。
かわええなあ、ほんま。
もうこんなに大きくなったんやなぁ。
ずっと、ずっと会いたかったんよ？
でも記憶を消してもうてるから怖がらせるだけやと思って近付かないようにしてたんよ。
ここで会えるとはなぁ。
嬉しくて口元ゆるっゆるやわ。
え、きもい？
そんなこと言わんといてや！((
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ
ん…？
なんや？
はっ…！！
この足音はまーしぃや…！！
あかん、どないしよ
うらさん呼ぶ？
いや、この距離じゃ間に合わへん…
しゃーない、Aを隠そう。
起こさないようにそっと布団に入れ、自然に俺もベッドに腰掛けた。
ほら、違和感ないやろ！？
完璧や…！！
ｶﾞﾁｬ
「んっん！？ま、まーしぃ！？ど、どないしたん！？こ、ここにはなーんもおらんで！？！？」
「あ？あほか。こんなところにこんな膨らみがあるんだからいないわけないやろ」
そう言って布団を捲るまーしぃ。
もう少し上手く隠すんやった…
「お、可愛いやん。さっそく…いただきま」
「だめやーーー！！！」
「んお！？」
大声を出せば、肩をびくりと震わせて振り向くまーしぃ。
「なんや？この人間を好きにでもなったんか？」
「ちゃうわあほ！」
「あほにあほって言われたないわあほ！」
「いやいや俺だってホクロに言われたないわこのホクロ！！」
「rrるっさいわこのあほ！黙れ！俺は食事するんや！さっさとでてけあほ！」
「ホクロにAは渡さんわ！」
「あーん？あほがホクロにたてつくんかぁ？」
「そうや！ホクロにたてついて何が悪いんや！」
「ほーん…ええ度胸しとるやん…？ええわ、やったる」
「やるんか！？お！？」
本気の喧嘩になり始めた時。
『う…ん…なに…？』
「！！A！」
Aが目を覚ました！
「うらさんうらさん！目ぇ覚ましたわ！はよ来てや！」
《おお、今行く》
「へ…？なんや？どうなっとるん…？」
困惑するまーしぃをよそに、Aに駆け寄る。
「A！！俺のことわかる！？正直に答えてや！」
すごい勢いで尋ねれば、驚いた顔をしたあと、ふわりと微笑んで、
『何言ってるのお兄ちゃん。わからないわけないでしょ？』
「へ？え？」
「よかったなぁ」
「おおお…Aーーーー！！！よかったわぁ…」
『ふふ、どうしたのお兄ちゃん。苦しいよ…』
上手くいった…！
めったに使わんから不安やったけど…
「いや、どういうこと？全くわからん」
「あ、ごめんまーしぃ」
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ちょこ - 更新が止まってます！戻ってきてください！続き楽しみに待ってます！(´;ω;｀) (2021年6月27日 20時) (
レス) id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
恋花ﾚﾝｶ - しゅあ。さんお誕生日おめでとうございます！いい年になるといいですね！ (2019年12月2日 17時) (レス) id: 8916eccc14 (このIDを非表示/違反報告)
恋花ﾚﾝｶ - すごくドキドキして、面白いです！応援してます！ (2019年11月27日 1時) (レス) id: 69d112bb58 (このIDを非表示/違反報告)
ミト - 初コメ失礼します。すごく面白かったです!更新頑張ってください。 (2019年11月25日 0時) (レス) id: d0ac5e5cac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅあ。 | 作成日時：2019年10月26日 0時
