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「おトモダチがピンチだぞ。助けてやれよ。ほら」
「助ける？おれが？なんで？」
『私ただ通りがかっただけだし』
「帰りたい」
「メガネくんが自分から首突っ込んできたんだから自分でなんとかしなきゃ」
「うはっ。なにこいつら。超つめてー！」
「捨てられたメガネ」
「鬼だな鬼」
不良共は笑いながらそんなことを言っていた
その中遊真は頭にクエスチョンマークを浮かべていた
「……？なんで……？」
『お兄さんが助けてって言ったら助けるけど、まだ言ってないから。
まだギブしてないってことでしょ？
真剣勝負を邪魔するような趣味は持ってないから。』
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