【薄桜鬼SSL】「学園一の問題児、仮面はもういりません」貴「割っちゃったんだよねーwwwグッシャグシャのボッロボロのギッタギタのガッサガs…」皆「「はい、もう結構でーす。」」貴「え～！？まだ言い足りないぃぃ！！」 (ページ48)

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ep604 ページ48

沖田side

身体が一気に冷たい水に包まれる

目を開くとすぐ先に不機嫌な表情の後輩ちゃん

水中で口を動かして言う

【ひっかかったね？】

なんて言われたのか理解して、呆れるくらい歪んだ顔(お世辞にも可愛いとは言えない)をする後輩ちゃん

だんだん息が苦しくなったのか、水中から抜け出そうとした彼女を僕は、

ｸﾞｲｯ…

強く引き寄せた。

貴「…っ！？」

目を見開いて驚く彼女にへらりとした笑みを投げかけるけど、

腕を離すつもりはない。

全力で息が続かないことを伝えようとする様子に思わず頰を緩めながらも決して離さない

ﾎﾞｺﾎﾞｺｯ…

そのうち息を詰めているのも苦しくなって腕を振り払おうとする後輩ちゃん

でもそれも虚しく、開いた口から酸素が逃げていくだけだった

貴「ん～っ、ん"んー！」

ﾎﾞｺﾎﾞｺｯ…

瞳を涙で一杯にして苦しそうに僕の胸板を叩く彼女の腕からふわりと力が抜けたその時…

ｻﾞﾊﾞｯ…！

彼女を抱いて水面から顔を出す

貴「ｹﾞﾎｯ…な、にしてっ、ｹﾎｹﾎｯ…殺す気か！！」

僕に抱きかかえられながらむせる後輩ちゃんに、

沖「僕のことプールに突き落とした仕返し……

……のつもりだったんだけど、

可愛いかったからちょっとやりすぎちゃった。」

そう言って笑うと彼女は

貴「……死ね」

と罵倒しながら…しかし仕草はいたって可愛らしく、ぽすっと僕の肩に顔を埋めた。

～～～～～～～～～～～

貴side

ねぇ、可愛かったって言えば許される問題とそうじゃないものがあるよね？

マジで死ぬかと思ったんですけど？

この真っ黒黒すけの頭、プールの底でかち割っちゃダメかな？

あ、だめ？

まじか…( ˙-˙ )←

沖「はいはい。

でもさ本当に着替えないんだけど…どうすんの？」

都合よく話題を変えた先輩にくそ、と心の中で悪態つきながら

貴「先輩の着替えなんて知りませんよ。

僕は下に水着着てるんでノープロブレムです。」

と答える。

すると先輩はおもむろに僕の制服に指をかけて

ボタンを器用に外し、そこから手を滑り込ませて…

貴「…って何しとんじゃ、この変態(^言^)？？」

思いっきり頭を叩いた

沖「だってそれ、脱がしていいってことでしょ？」

皆さん

やっぱり、頭かち割っちゃダメでしょうか？？←

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