【27時間目】怪談！巨人中学校�� ページ27
Aside
−きもだめし前日−
私達２・３年生は、
明日の新人歓迎きもだめし大会の
役割をくじで決めるため
部室に集まった。
みんながそれぞれ
自分の役を確認する中、
『…』
私は反応に困る。
「ん？どうしたの？」
と、私の紙を覗くハンジさんに
『これ、何ですか？』
自分の手にある紙を指して尋ねた。
私が引いた紙には“大砲”の２文字。
「んー、なんだろうね。」
『これ入れたの
ハンジさんじゃないんですか？』
「さぁ、知らなーい。」
…というわけで、
きもだめしが始まり
みんなが自分の持ち場に向かった中、
私は“大砲”の意味が分からず
校舎を彷徨い歩いていた。
『あれ…ここ何階だっけ。』
いつの間にか
普段来ない校舎の端まで
来てしまっていたようだ。
目の前には
いかにも使われていないであろう
薄暗い教室。
とりあえず中を覗いてみると、
そこは教室というより
物置きだった。
こんな部屋あったんだ…
ここなら大砲置いてあったりするのかな。
いくらなんでも学校に大砲なんて…
“ないだろう”
そう思ったが、
『！』
私の考えを裏切るように
巨大な大砲が目の前に現れた。
『本当に…あった…』
長い間使われていないらしく
蜘蛛の巣が張った大砲に、
私は恐る恐る触れてみる。
すると突然…
ｶﾞﾀｯ
歯止めが外れ、
ｺﾞｺﾞｺﾞと音を立て動き出す大砲。
『あ、待って…！』
私は慌てて木製の土台部分に掴まるが、
止め方がわかるはずもなく
大砲はそのまま階段へ。
ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ
黒い巨体はますます加速し
階段を滑り落ちていく。
私は掴まっているのが精一杯。
状況を確認するため
前方を覗けば
そこには階段を上がってきた
ライナーとベルトルトが…！
『避けてーっ！』
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Ester(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます。本編ではあまり書けない可愛いところも書いていきたいと思います。更新頑張ります！ (2020年5月11日 2時) (
レス) id: e396f20142 (このIDを非表示/違反報告)
Ester(プロフ) - 天雪さん» ありがとうございます。気づいてもらえるか心配だったのでとても嬉しいです！ (2020年5月11日 2時) (レス) id: e396f20142 (このIDを非表示/違反報告)
ルイ - 面白いです。夢主に振り回されてるリヴァイかわいいですね。更新頑張ってください。応援しています。 (2020年5月10日 19時) (レス) id: e495d80177 (このIDを非表示/違反報告)
天雪(プロフ) - 本家同様、本編と同じセリフがちょいちょい入ってくるのが最高です！ (2020年5月8日 21時) (レス) id: 9e97a6dad3 (このIDを非表示/違反報告)
Ester(プロフ) - ☆。.:MIRU＊・゜さん» ありがとうございます！頑張ります！ (2020年4月10日 16時) (レス) id: e396f20142 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Ester | 作成日時：2020年3月30日 16時
