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【第十五話】▼名前&補足 ページ15

「瑠璃月、ですか?」

その女人は蒼く長い髪を揺らして首を傾げた。

「えぇ……気に入りませんでしたか?」

Aはもしかして、と顔を真っ青にする。
それを女人___瑠璃月は、首を振って否定した。

「いえ。とても気に入りました」

瑠璃月が微笑みを見せたのでAは一安心する。
喜ばれるのは良い気分だ。と思った後、ふと二人の赤子の泣き声が聞こえる。

「あら」

「二人同時に、ですか」

しばし笑い合うと立ち上がり、どうしたのかとエンマとカイラの元へと向い始めた。


第二章「襲来」に続く



第一章はこれで終わりです!
次の話は第二章、と思いきや次は筆休めに書いた閑話です←
Aさんが閻魔宮殿に帰るほんの少し前という設定です。
映画第1弾ネタバレ入ってますので気をつけて〜

【オリ妖紹介】
↓大体は読者様の方で決めておKです。
瑠璃月(るりづき)
カイラの母でエンマの乳母。人間に恋をしカイラを産む。その後、夫と別れた妖魔界で生きていく事を決める。夫に嫁ぐ際本名と家を捨てたので、本名は告げる事は出来ない。瑠璃月という名はAが命名。

カイラは母似ですね。
ちなみにエンマとカイラはこの小説では乳兄弟(同じ人の乳で育った人の事)となりますが非公式です。
映画第4弾を見る→エンマ大王とカイラクラスメイトだったのか、て事は同い年?→同い年か!よし!

というノリでなってしまいました。
そしてこれが生かされる時は全くありません。
裏設定として考えて下さい。

↓おまけ 『エンマが孫になるまで』※台本書き

A「父上、気になっていたのですがこの子は民にとってどのような存在になるのでしょうか?やはり俺の弟、という事に?」

先代閻魔大王「わしも未だに決めかねている。そもそもあの戦いを見た者が少ないからな」

ぬらりひょん「えぇ。一応、紫炎様は転生した、と公にしましたが」

A「えぇ!?大丈夫なの!?」

ぬ「大丈夫ですよ。あながち間違ってはいませんし」

A「そう言う問題じゃ……」

先「……とりあえず、わしの孫、という事にしておこう。息子は年齢的にも無理があると思うしな」

A「兄上も子供がいてもおかしくない年齢でしたものね」

ぬ「そういえば、紫炎様とA様は近い年齢でしたよね。
だったらエンマ様はA様の息子である、として偽っても平気では?」

A「息子?無理かも……」

ぬ「何をおっしゃる」

〜終〜

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紅夜叉 - 続き……ないんですか? (8月20日 0時) (レス) @page15 id: fd0ff1a17a (このIDを非表示/違反報告)
へきしょく(プロフ) - 面白いのでまた更新して欲しいです! (2020年10月11日 22時) (レス) id: 800e455777 (このIDを非表示/違反報告)
宵月夜(プロフ) - コメントしていただきありがとうございます!!ご期待に添えるように頑張ります!! (2019年3月10日 18時) (レス) id: 535f385a7d (このIDを非表示/違反報告)
魔戒 - 面白いです頑張ってください (2019年3月10日 16時) (レス) id: b1d63bb0ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:宵月夜 | 作成日時:2019年3月10日 12時

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