＃90 ページ6
周りでは最後の作戦に向けて着々と準備が進められている。
多くの新兵たちの手が震えていた。
そりゃそうだよな...3年間訓練を受けたとはいえ、まだ15歳。
だからといって私には何もしてあげられない。
容易く
頑張って！
と、言い捨てられるような状況でもない。
皆が出立すると同時に壁の内側へ移動することになっているため、ガスなどの補充が終わった私はなんとなく手を挙げて空を仰ぐ。
嫌でも最悪の状況を考えてしまう。
もし、リヴァイが仕留め損なったとしたら？
別にリヴァイが非力だとか言ってるんじゃない。
だって、どんな能力をもってるかどうかもわからないのに、どう状況が転じてもおかしくはない。
もし、片側に並んでる巨人を操ったら...
あ。
「Aは我々が出発し次第、ハンジたちの援護に向かってくれ。」
「...私も行く。」
「は？
...エルヴィンの方に...か？」
「えぇ。」
「...君は囮に加わるべきじゃない、それくらいわかるだろう。」
「はぁ...
なんで私が囮になる前提なの...
...じゃあ、調査兵団で1番馬の扱いが上手いのは誰？」
「！...フッ...そうだったな...」
「ﾁｯ...そんなに自信満々で向かってて瞬殺されたらタダじゃおかねぇぞ。」
「ひぃっ！こわっ...
任せて！殺られる瞬間までリヴァイに気づかないようにさせてやるから！」
「頼んだぞ。」
決戦の前とは思えないほど和やかな時間。
こんな時間がずっと続けばいいのに。
ただ、この中でリヴァイだけが腑に落ちない様子だった。
「(殺られる...瞬間...)」
更新遅くなってすみません！
今後はできるだけ早く更新します！
と、言いたいところなんですが、
私、テストがありまして、また更新が遅れると思われます。
( ´•̥ω•̥｀)ｺﾞﾒﾝﾅｻｲ…
こんな駄作者ですが、どうぞよろしくお願いします！
続く (更新停止中)
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はにゃ - 初コメ失礼します!話がどんどん進んで来ましたね！皆かっこよくて顔が真っ赤です、、､更新頑張って下さい! (2019年10月8日 11時) (
レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
ミックス - 面白いでーすテスト頑張ってください (2019年9月22日 11時) (レス) id: ef81631599 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことこと | 作成日時：2019年8月29日 12時
