＃87 ページ3
「ひとまず巨人化はしてないみてぇだな...」
「うん...
落下地点にエレンたちがにいたとしたら確実に無事ではいられなかった。
不幸中の幸いってやつかな...」
ほっとして巨人の討伐を再開したのも束の間、向こう側で爆発音が聞こえた。
っ......!?
巨人化の影響で地面が揺れてる。
前の巨人化の時は壁際だったからまだ被害が少なかったけど、今回はそうはいかない。
もし近くにいたなら...一溜りもないだろう...
「リヴァイ...！」
「A...こっちは片付いた東側は？」
「あと数体かな。
早く終わらせてあっち側に行かなきゃ...さっきの巨人化でどれk「伏せろ!!」
！？！？
突然リヴァイが私を押し倒す。
壁を見ていた私には、何が起こったか分からなかった。
「何が...起きた...？」
「っ...巨人からの投石だ...」
は...？
前衛の兵士たちは石にあたって体がバラバラになっている。
超大型の巨人化でハンジたちがやられてかもしれない。
それに加えて今の投石で前の方の班はたぶん大方やられた。
状況は最悪じゃないか...
「敗走の準備をするぞ。」
絶望的な状況に呆然としていた私はリヴァイの一言で我に返った。
「敗走...
でも...外門も塞がれてるし、トロスト区までは大分距離がある。それに...」
「そんなことは分かってる。
だが、俺たちは無理でもエルヴィンとエレンさえ帰せば、まだ望みはある。」
確かにその通りだ。
エレンが逃げるためにハンジと新兵が囮になる。
そして私とリヴァイで獣の気を引く。
もうこれしかない。
...でも...本当にそれでいいの？
今朝決めた覚悟は、寝て起きたら忘れてしまうようなものだったの？
私は...どうすれば...
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はにゃ - 初コメ失礼します!話がどんどん進んで来ましたね！皆かっこよくて顔が真っ赤です、、､更新頑張って下さい! (2019年10月8日 11時) (
レス) id: 7c495e9dec (このIDを非表示/違反報告)
ミックス - 面白いでーすテスト頑張ってください (2019年9月22日 11時) (レス) id: ef81631599 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ことこと | 作成日時：2019年8月29日 12時
