𝐃𝐚𝐲3 ページ5
「お前、スリザリン生の猫なのか」
ブラックは私の首輪を触る。私の首輪はスリザリンカラー。私がスリザリンだからだ。
「にゃー」
そうだよ、と返事をするように鳴いておく。
「スリザリンはいけ好かないが、その飼い猫は可愛いな」
ブラックは笑う。
内心びっくりした。純血主義が多い私たちスリザリンを見る度にブラックは顔をしかめていたから。
こんな顔するなんて知らなかった。
「朝起きてお前が居なかったらご主人様が泣くぞ」
そう言ってブラックは私を抱きしめたまま、スリザリンの寮の方向に向かった。
「ほら、寮に帰れ」
寮の近くで私はブラックの手から下ろされた。
グリフィンドール寮の近くでも無いし、大嫌いなはずのスリザリン生の猫なのに動物には優しいなんて。
知らなかったブラックを見れたような気がした。
ブラックが先生に見つかっては面倒だし、わざわざ送ってくれたから今日は帰ることにする。
ブラックにお礼代わりににゃぁと短く鳴き、私は寮へと戻った。
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mikitty(プロフ) - またの更新が楽しみで仕方ありません！ (4月10日 12時) (
レス) @page32 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
ソイみるく。(プロフ) - 瑚春さん» ありがとうございます！のんびりですが、更新頑張ります！ (1月7日 0時) (レス) @page31 id: 11fd7fd45f (このIDを非表示/違反報告)
瑚春(プロフ) - とても面白かったです！更新お待ちしております (12月6日 16時) (レス) id: 10d1c23c0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソイみるく。 | 作成日時：2023年9月2日 22時
