【ハリーポッター】ペット以上知り合い未満。【親世代】【シリウス・ブラック】 (ページ21)

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‪𝐃𝐚𝐲‬19 ページ21

それからも私は友人に揶揄されつつも、猫の姿で夜に外出することが多くなった。その度にブラックと時間を過ごした。

その度にやはり口説かれているのかと勘違いするような言葉を掛けられた。好きだ、お前がいないとダメなんだなんて到底猫に言う言葉じゃない。大方色んな女の子にそんなこと言っているのだろう。口説き文句がスラスラ出てくるなんてそうとしか考えられなかった。

しかし、消灯時間後に外出していることがバレたのかスリザリンの監督生に叱られた。猫の姿になっていること、ブラックに会ってることはバレていないけれどしばらく夜に寮の出入口が見張られることになった。寮の点数こそ引かれなかったが、監督生にこってり絞られた。友人はしばらく逢瀬は出来なそうねと笑っていた。違うと言っても全く信じてくれない。

とことん、ついていなかった。

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最終的に見張りがいなくなったのは１ヶ月たったころだった。

久しぶりに猫の姿になって、消灯時間後に外に行く。

猫の姿は身軽でずっと猫でもいいと思ってしまうほど心地よかった。

気分が良く、るんるんで歩いているときだった。

「っ……」

空き教室から何か声が聞こえた。

私は気になって、その教室に入った。

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そこには、服を乱したままキスをしているシリウス・ブラックとレイブンクロー生の姿があった。

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