𝐃𝐚𝐲17 ページ19
「ねぇ、なんだかシリウス・ブラックがこっちみてない？」
翌日、大広間で朝ごはんを食べているとシリウス・ブラックがこちらを見ていた。友人も首を傾げている。やっぱり何か疑われているようだった。
「……気のせいよ」
気のせいでは絶対に無いのだが、目を合わせないようにしながら朝食を頬張る。
「そんなことないと思うけど」
「そういえば、あなたまた昨日なかなか寮帰って来なかったわね
まさかと思うけど……」
友人はブラックに向けてクイッと顎を上げた。
大方、ブラックといたんじゃないでしょうねといいたいのだろう。
「そ、そんなわけないじゃない」
今回ばかりは当たりだったので目を逸らし、パンをスープで流し込む。あまりお行儀が良くないのは分かっているけれど、私には行くところがあるのだ。
立ち上がり、「ごめんなさい、行くとこあるから」と友人に告げると友人は「ちょ、ちょっと待ってよ！」と焦った。
そんな友人を置いて、私は医務室に向かう。
今日は火傷を癒す薬が手に入ったとマダム・ポンフリーに呼ばれているのだ。ブラックに何か言われる前にとっととこの包帯を外してしまいたいと思ったのだ。
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mikitty(プロフ) - またの更新が楽しみで仕方ありません！ (4月10日 12時) (
レス) @page32 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
ソイみるく。(プロフ) - 瑚春さん» ありがとうございます！のんびりですが、更新頑張ります！ (1月7日 0時) (レス) @page31 id: 11fd7fd45f (このIDを非表示/違反報告)
瑚春(プロフ) - とても面白かったです！更新お待ちしております (12月6日 16時) (レス) id: 10d1c23c0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソイみるく。 | 作成日時：2023年9月2日 22時
