【ハリーポッター】ペット以上知り合い未満。【親世代】【シリウス・ブラック】 (ページ11)

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‪𝐃𝐚𝐲‬9 ページ11

「ほほほ、本当にごめん！！！

なんていったらいいか…」

「…わざとじゃないなら仕方ないわ」

ブラックやポッターに絡まれるのではないかとびくびくしていた。けれど、拍子抜けするぐらい何も無い日々を過ごしていた…のだが、魔法薬学の授業はスリザリンとグリフィンドールの合同でピーター・ぺティグリューの鍋が爆発してしまい、煮込んでいた熱々の薬品が私の腕に飛び跳ねたのだ。

また、グリフィンドールと絡むことになってしまったし、よりによってあのふたりとつるんでるピーター・ぺティグリューだなんてとことんついていない。

不幸にも医務室に火傷を綺麗に治す薬の在庫が無いらしく、痛み止めという応急処置をしてもらうぐらいしか出来なかったため、腕には包帯が巻かれることに。薬ができるのに1.2週間は待って欲しいとマダム・ポンフリーに言われてしまった。

私としては痛みもないし、跡形なく治るならなんでもいいのだが、私の友人はかなり激怒した。女の子の体を傷つけるなんてグリフィンドールはどうなってるの？グリフィンドールから1000点マイナスされるべきだわとカンカンだ。

一方、ぺティグリューは火傷させた相手の私がスリザリンであること、そして同じくスリザリンの友人が怒っているため怯えてしまってガタガタ震えていた。それを見越して、隣にいたリーマス・ルーピンが私と友人にピーターを許してやってほしいと言ってきた。いや、許してないのは私じゃなくて友人なのだけど。

「別にもう気にしてないから、行くわよ。」

「待って、A！ぺティグリューを、グリフィンドールを許しちゃダメよ！！！調子にのるわよ！！」

埒が明かないとそんな友人を引きずり、私は医務室を後にした。

そうでないと、いつポッターとブラックが飛んでくるか分からない。あの構図じゃ、私たちがぺティグリューをいじめてるようにしか見えないもの。

勘違いされて絡まれるのはごめんだった。

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