【ハリーポッター】The Tear of Sandersonia【ドラコ・マルフォイ】 (ページ10)

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Tear8 ページ10

｢な、なんでお前がここにいるんだ
ハッフルパフは今日打ち上げでもやってるんじゃないのか｣

｢そうよ、大盛り上がり！
でも抜けてきた！私は選手でもないし、きっとお祭り騒ぎで私がいることなんて気づいてないと思う｣

｢……ディゴリーは……｣

そこまで口にして辞めた。

流石に醜すぎる。

｢セディがどうしたの？｣

セディ……セドリックのことだろう。

見てわかったことだが、随分彼女とは仲良しなようだ。

どす黒い感情が自分を支配して、気づけば口走っていた。

｢ディゴリーが君を探してるんじゃないのか｣

そんな僕の発言に彼女は驚いた顔をして笑った。

｢そんなわけないわ

それに、私はあなたとお話したいの。セディとはいつでもお話出来るけど、ドラコとはなかなかお話出来ないでしょう？だから特別！｣

なんて自分は単純なんだろう。
【特別】という言葉だけで、嬉しくなった。

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