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鍛錬を始めてしばらくの後








『はぁ・・・はぁ・・・』









疲れたのか。








Aはクタクタになって足がよろけ倒れた









『た、体力の限界です.........』









そうか、



よし、今日はもう終わろう。









「おいA、お腹すいたか?」








そう尋ねると汗だくのAはこくりと頷いた









「待っとけな」









そして数分後、殺した人間を持ってまた現れた









「食うといい」









人間をAに渡すが申し訳なさそうにこちらを見る









「なんだ?食え」









「ごめんなさい、アカザ様





まだ人の肉を口にした事がなくてずっと無惨様の血を頂いていたんです。








・・・まだ人の肉は慣れなくて」






Aは恐る恐るひとくちかじるがすぐ戻してしまう







無惨様の血をだなんて贅沢な






まぁしょうがないよな



記憶が無くなっていると言っても元は人間だから本能が拒絶してるんだろう









「そうか。」







食べ始めは慣れないしキツイよな









「ちょっと待っとけ摺ってくるから」









「食べやすくしといた






ほら、口を開けろ」









Aが口を開けて摺ったものを飲み込む









ほら食えた。









「お前、あまり無惨様に迷惑をかけたらいけないからな。







最初は慣れないだろうが頑張って食べるんだ。」






そういうとAはこくんと頷いて頑張って全て食べ尽くした。

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作者名:エル | 作成日時:2020年1月3日 14時

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