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(YOU SIDE)
出来る事なら私だって早く離婚届けを提出したい。
でもそんな簡単に出来るワケないじゃない・・・
和之の事そう簡単に諦められるワケないよ。
本当なら私から和之を取らないでって言ってやりたいのに。
悔しくて悔しくて涙が次から次へと溢れ出て来て止まらなかった。
職場からタクシーに乗り、ミツのマンションの住所を告げタクシーが走り出す。
『すみません・・・
ここの公園で降ろして貰えますか?』
少し頭を冷やしくてミツのマンションの近くにある小さな公園で降ろして貰った。
公園の時計が深夜0時を刺そうとしている。
時間も時間だけに辺りには人影さえも見当たらない。
オレンジの照明でほんのり照らされてる公園のベンチへと腰かけた。
まだ春の陽気。
日中は暖かくなってきても夜はヒンヤリ肌寒い。
空を見上げれば空気が澄んでいるのか都会の真ん中でも星空が広がっていた。
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大好き - 北山さんの恋人になってみたい (2022年1月23日 6時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:める | 作成日時:2017年3月3日 4時