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(YOU SIDE)


『ミツ・・・・・ 本当に有難う』





「ん? どうしたいきなり(笑)」





『ミツが居なかったら、私どうなっちゃってたのかなって』





「あのさ? 俺達、あんな所で良く出くわしたよなって思わない?
ある意味スゴイと思うんだよね」





確かにそうかもしれない。
お互いフラっと立ち寄った映画館で、同じ時間の同じ映画を観てたんだから。



こんな偶然ってそうない事だと思う。






『あっ! ミツ仕事あるよね?
ホント仕事忙しいのにごめんね。
私これでお邪魔するから』





荷物を持って玄関へ向かおうとすると、右腕を掴まれ私のカラダは引き戻された。





「ねぇ。 帰りたくないんでしょ? あの場所に」





『えっ?』





「A言ってたぞ。 少なからずとも彼と一緒に過ごした場所だからって」





私が家を飛び出して来た理由・・・・・



それは現実を受け入れたくなかったのと、あの人の事を思い出すのが辛かったから。





『でも、これは私の問題だから。
ミツにこれ以上迷惑かける事なんて出来ない』





「バカだな。
誰が迷惑だって言ったよ。
俺が迷惑だと思ってたら、お前にこんな事までしてないから」





『ミツ・・・・・』





なんでそこまで優しくしてくれるの?
でも、ミツからしたら普通の事なのかもしれない。





だってミツは小学生だった幼い時にも、困っている人が居れば放っておけなくて助けてあげてたもんね。

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設定タグ:北山宏光 , Kis-My-Ft2 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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大好き - 北山さんの恋人になってみたい (2022年1月23日 6時) (携帯から) (レス) id: 63b7d0fc4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:める | 作成日時:2017年3月3日 4時

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