我慢しすぎた。「青葉城西」2

。我慢59 。 ページ18

、




＿＿＿


＿＿






あ「……」




見えるのは天井。






あ「…」






また……倒れたのか





ゆっくり体を起こして、



机に置いてあるスマホを見てみれば、



あれから2日たったことがわかった。






ほんっと、よく倒れるなぁ









まさか……体にまだ力が入らないとか



ないよね？？




はやくマネ業に復帰したいんだけど。








そう思い




立ち上がろうとしたら…









あ「……ん？」





起き上がれない。




あれ、うそ、





体が重い。






いやいやいやいや、でも





足だけ？ん？？あれ、よくわかんない









「ん〜…………」







あ「ぇ…」






どこからか、聞こえてくるうめき声。




恐る恐る、



うめき声がする方を見てみれば、









、









、









、








あ「お…母……さん」






母「ｽｰｯ……ｽｰｯ…」




そこには規則正しい寝息をたて、


椅子に座ってるのにも
かかわらず、ベッドに前のめりになって


布団をつぶしていた。









……あぁ、これが起き上がれない原因か。





もう、朝の9時だし…



仕事に間に合わなくなるよね、



…起こした方がいっか……









あ「お母さん…… おきて、」




とお母さんの体を揺らせば





母「……ん…………A……？」





すぐに起き上がり、私の名前を読んだ。






あ「………………仕事…いかなきゃ」







…家庭よりも、1番大事にしてた
仕事を休むわけにも行かないでしょ？




なんて思いながら、お母さんを起こした。









母「あぁ……そうね…



目を覚ましたっていうことは

お母さんが医者に伝えとくから」








それだけいい、バックを持って、



扉に向かっていった。







あ「…………」





少しぐらい…心配してほしかったなんて




今更遅いか







スマホを手に取り、及川さんたちに


明日部活があるか聞こうとした。









そしたら









、









、









、









、








母「…………離婚の件だけど…」





あ「っ…」





扉に手をかけた状態で聞くお母さん。







……そうだ





忘れてた。決めなきゃ。




お父さんか、お母さん。




どうしよう、まだ決めてないよ





と頭が混乱していると









、









、









母「離婚は…なくならないけど


あなたとの壁は…なくすようにするから」

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