我慢しすぎた。「青葉城西」2

。我慢57 。 ページ16

、






凛「………私…マネやめます。」





あ「…」




……何を言うと思いきや、それですか。




……あのね、凛架ちゃん。




目が違うの、期待をしている目。




何度も何度も見てきたその表情…









あ「止めてくれる………とか思ってる？」






凛「そ、そんなこと！！！」




あ「……残念だけど…私は止めないよ」




凛「っ……」





辞めたければ、やめればいいよ、



まぁ、私的には好都合だし…







あ「……凛架ちゃんが辞めても、

いつものマネ業に戻るだけだし」




1人でやるマネ業に戻るだけのこと。


支障は全くでない。






あ「だから、遠慮なしに辞めてもらっていいよ」




凛「っ…！！…





…及川さんたちはいいんですか！？


……私が部活辞めてもっ！！」








私には通じないと思ったのか、


標的は及川さんたちになってしまった。





あ「……」






なんて言う？




「やめないで凛架」？


「お前がいなきゃ」？






倒れる前の私なら……




ここですごく不安になってたんだろうけど…




今ではそんな不安はない。




、









、









、









、









、









及「凛架がやめるたいならやめればいいと思うよ」




岩「俺達は。止めない。」



松「自分の意思でそれぐらい決めなきゃだろ？」




花「俺達がそれを決める権限はない。」







国「なに、Aさんの前で引き止めてもらって


私とAさんの

差を見せつけたかったとか考えてた？？」







凛「！！！！」






わかりやすい反応をした凛架ちゃん




及「……図星か」





…思ってたより性格が曲がってるのが凛架ちゃん





力がまだあまり入らない足に力を入れて、



なんとか立った。



……さっきよりか楽かな








そして、凛架ちゃんと目線を合わせる。









、









、









あ「………そんなに、私のこといや？」





凛「…はい。」



あ「どこが嫌？」





凛「及川さんたちに
愛されようと頑張ってるところとか
……媚び売ってるところ」





どっちかな、それは。






あ「………そっか…



凛架ちゃん。」






凛「はい……」









あ「何思われてもいいけどさ…」




一つだけいうね。」






凛「？？？」





あ「私は……仲間を騙して、
傷つけるようなことはしてまで
媚び売ってるあなたよりかはいいと思うな」




凛「なっ…！」

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