※一筋の光【rbr】 ページ16
※ヤンデレ表現、倫理観に欠けた表現あり
Aside
どうしてこうなった？私が悪かったのだろうか、違うと信じたい。
何日も何日も、自問自答を繰り返している気がする。あれから一体、何日経ったのかも分からない。
時折雑音が聞こえるだけの場所に、目隠しをされ、腕を拘束されて閉じ込められた私。
誰に閉じ込められたのかも分からない。ただ、気が付いたらここに居た。
何も見えない状態で、何も聞こえない場所に放置される。それは想像以上に苦しいものだ。
孤独と恐怖と疲労、それらは私の思考を徐々に蝕んでいった。
こうして自分の状態を脳内で思い浮かべる事で、何とかマトモな考えを保っている。
しかしそれも何時まで続くだろうか、終わりの無い絶望を、何時まで考えれば？
その時、急に足音が間近で聞こえた。段々と近付いてくる足音に、少し身体が強張る。
顔に誰かの手が触れた。そしてシュルシュルと言う音と共に光が目に入り、眩しさを感じる。
暫くして漸く、目隠しを外して貰えたのだと察した。徐々に目が慣れてきて、周囲を見回す。
そして目の前に男性が立っている事に気が付いた。大きな桃色の瞳に端正な顔立ちの男性。
？？「俺な、ロボロって言うねん。俺がAの事を助けたんよ。もう大丈夫やから、怖かったな…」
ロボロさん…彼の名前を繰り返すと、彼は嬉しそうに笑って頭を撫でてきた。
彼が私を助けてくれた。私にとって、彼は求めて止まない希望に他ならなかったのだ。
rbr「誘拐されて可哀想になぁ…。外は危ないわ、これからは俺の家で暮らそうな？」
外は危ない、彼が言うならばそうなのだろう。未だにしっかりしない頭で、そう思った。
その言葉に小さく頷くと、再度嬉しそうな表情で優しく笑う彼。
腕の拘束具も外して貰い、横抱きにされたままで外へと出る。車に乗せられて行く先は、彼の家だ。
助けるだけでなく保護までしてくれるなんて、余程優しい人なのだろう。
そう言えば、ロボロさんに私の名前って教えたっけ？
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陰キャの鸚鵡 - 紙絵師mariceさん» 了解しました｡ (2022年6月26日 11時) (
レス) id: dc5797398f (このIDを非表示/違反報告)
紙絵師marice(プロフ) - OKです。平凡な人さんありがとうございます。パスワード大丈夫そうなので、どなたかお話作られたら、閲覧解除してもらえれば… (2022年6月25日 16時) (レス) id: 10321ddc6b (このIDを非表示/違反報告)
陰キャの鸚鵡 - 平凡な人さん» ちゃうんすか姉貴 (2022年6月25日 11時) (レス) id: dc5797398f (このIDを非表示/違反報告)
平凡な人(プロフ) - 陰キャの鸚鵡さん» ログイン勢扱いされてる草w (2022年6月25日 9時) (レス) id: 5666188338 (このIDを非表示/違反報告)
陰キャの鸚鵡 - 紙絵師mariceさん» ログイン勢の方(よくチャットの方にいらしている平凡な人さん等)に送って頂ければ嬉しいです…!!続編作成までありがとうございます…!! (2022年6月25日 9時) (レス) id: dc5797398f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：国民7人 x他3人 | 作成日時：2022年3月31日 19時
