【残り49週間】 ページ10
-ころん side-
買い物に行こう、とAの提案でスーパーに来ている。
さっきの話を聞いて僕は何も言葉が出てこなかった。
もどかしいなぁ。Aにかけようと思った言葉言葉が間違ってる気がして結局抱きしめただけだった。少しでも安心してくれたかな。
A「ねぇ、聞いてる？」
ころん「え、あ。ごめん。考え事してた」
A「3年記念パーティーするための食材買ってきてんのに彼女ほっといて他の女の事でも考えてるんですかー」
ころん「はぁ？僕A以外誰にも興味ないんだけど？」
Aはいたずらっぽく笑ってごめんごめんって言った。可愛い。
ころん「で、なんて言ってたの？さっき。」
A「あー、だからせっかくケーキあるんだしワインでも買おっかな〜って」
ころん「いいんじゃない？僕あんまりワイン飲んだことないけど」
A「お前まじで飲みすぎるなよ？ほんとに。てかもう一生飲むな。」
ころん「ひど。今日も飲みまくっちゃうから」
Aに聞いたところ僕は飲みすぎたら酷いらしい。思い出したくもないって言われたくらい。
A「よしっ！買い物終わり！帰ろ〜！」
いつも通り2人で並んで歩いて帰る。
するといきなりAは僕の右手を握った。
ころん「あら、Aさん。今日は積極的ね。」
A「なんでそんなオネエみたいな話し方になってんの」
そう言ってAはクスクス笑ってるけど握った手は震えていた。
A「ちょっと嫌いになった？私の事。」
ころん「え？」
A「だって彼女が昔酷いことしてたんだよ？そんなこと言われたらちょっと嫌いにな」
ころん「嫌いになんてなるわけないじゃん。」
Aの言葉を遮る。
ころん「僕知れてよかったよ。だってAあんまり自分の事話さないから話してくれてすごく嬉しかった。」
A「ころちゃん.........。」
ころん「だからね、Aのお母さんの分、幸せに生きていけばいいじゃん。」
できれば僕と。って言いたいけどプロポーズか！って言われそうだからやめておこう。
ころん「はーい！じゃあAの家に着くまで競走〜」
A「はぁ？いきなりどうしたの？ていうかなんでそんな小学生みたいな事すんの！」
ころん「よーい、どん！」
A「ちょっと待て！フライング禁止！てか元陸上部なめんな！」
Aが僕を追い抜かす。
僕はAが笑顔でいてくれればそれでいい。
だから僕はAの幸せを全力で作っていくんだ。
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作者 - パスワードを入れたら訂正できました！引き続き作品をお楽しみください！ (2019年6月20日 11時) (
レス) id: d0e37c3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 他の端末から見ているのでログインできなくて編集できてないのですが【残り47週間】が誤字りまくってます。本当に申し訳ございません！そして最後の終わり方も少し訂正しようと思っています。訂正は23時以降に行います。今日の夜も更新するつもりです。 (2019年6月20日 10時) (レス) id: d0e37c3ad1 (このIDを非表示/違反報告)
あまくらげ(プロフ) - uu_0626さん» あっ.........wほんとだ！ころちゃんが女の子になってる！ご指摘ありがとうございます！また誤字があればばしばし言ってください！ (2019年6月18日 18時) (レス) id: de86c4986d (このIDを非表示/違反報告)
あまくらげ(プロフ) - 希空さん» 初コメありがとうございます！面白いなんて言ってくださって光栄です！更新頑張ります！ (2019年6月18日 18時) (レス) id: de86c4986d (このIDを非表示/違反報告)
uu_0626(プロフ) - 誤字ってますよ〜 ころちゃんの〇〇の彼氏じゃなくて〇〇の彼女になってます!! 伝わらなかったらすいません.....(´；ω；`) (2019年6月17日 23時) (レス) id: e773a66c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あまくらげ | 作成日時：2019年6月12日 18時
