その笑顔の先に【伊 東 歌 詞 太 郎】

笑顔69 ページ23

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「俺もそこまで強くなくてよ。
高校の時は苛め?ってやつにあってた。

ハハッ笑えてくるよな…」









ティンさんが静かに拳を握ったのがわかった。









「ぼ、僕は……
僕はティンさん大好きだもん!!
僕だってティンさんいないとだめだもん!!」









何故か僕の目にはまた涙が溜まった。









「まふ………









やっぱりお前ってホ モなのか?」









ティンさんからは想定外の言葉がでた。









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「そ、そういうことじゃないもん…!!
ティンさんのばか�・………!!」









そう言ってぽかぽか殴ってみた。









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「ハハハッ
ばかはどっちだっての!!
全然痛くねぇよばーか!!









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………嘘。
ただの照れ隠しだコノヤロウ…」









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ティンさんの言葉に








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僕は自然と頬が緩むのを感じた。

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