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ツンデレ彼女。(黄瀬)黄瀬side ページ4




「べ‥‥別に黄瀬なんて好きじゃないんだからねっ!」

それが彼女‥‥Aの口癖だった。

「じゃぁ、なんで俺と付き合ってるんスか。」

「そ‥‥それは‥‥黄瀬が付き合いたいって言ったからよ!」

これも、Aの口癖。

こんなやりとりを毎日している。

俺だってAと毎日こんなやりとりをしたいんじゃない。

さすがに限界がきて‥‥‥

「そんな言い方無理やり俺が付き合わせてるみたいじゃないスか!」

言っちゃだめだって思ってるのに‥‥

「じゃぁ、別れるッス。」

さすがにAは驚いていた。

「えっ‥‥‥。」

「そんなの付き合ってる意味ないッスから。」

そう言って勝手に歩きだした、俺。

遠くで

「そんなの、こっちから別れてやるわよ!」

そんな声がする。

チラッとAを見ると強がっているが泣きそうだ。

俺は気づいているがあえて戻らない。

もう一度Aを見ると泣き出してる。

でも行かない。

あの言葉を向こうが言うまで‥‥。

わざとゆっくり歩く。

そうしたら向こうからAの声が聞こえてくる。

最初は何を言ってるか分からなかったが3回目ぐらいで理解できた。

「黄瀬のことが好きなの!!お願いだからどっかに行かないでよ――」

号泣していた。

俺はその声を聞いた途端、Aのもとへ走っていって泣きじゃくるAを力いっぱい抱きしめた。

「バカッスよね。早く言えば良かったのに。」

「ごめんなさい。ごめんなさい。」

「もう泣き止んで‥‥。」

そう言った俺はAにキスをした。

「俺もAが大好きッスから。」

俺は心の中で思った。

やっと大好きな子から『好き』って言ってもらえた。

と‥‥‥。


お礼。(作者)→←下校中。(黄瀬)


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設定タグ:黒子のバスケ , 短編集 , 黄瀬涼太   
作品ジャンル:アニメ
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涼香(プロフ) - ☆麻有☆さん» すいません。嫌なことを思い出させましたね‥‥‥ (2012年8月24日 22時) (携帯から) (レス) id: 8d1ce397fe (このIDを非表示/違反報告)
☆麻有☆(プロフ) - こんなこと元彼とあったな.... (2012年8月24日 15時) (レス) id: 28fa581b98 (このIDを非表示/違反報告)
涼香(プロフ) - 弥生さん» 黒子くん!あんまり書かないので上手かわかりませんけど、頑張ります!!! (2012年8月22日 15時) (携帯から) (レス) id: 8d1ce397fe (このIDを非表示/違反報告)
涼香(プロフ) - まちょさん» いや、黒バスにならってコピーの魔法とか!氷の造形魔法ならそれをコピーして魔法が使える‥みたいな?かっこい―――。私は、グレイが好きかな? (2012年8月22日 15時) (携帯から) (レス) id: 8d1ce397fe (このIDを非表示/違反報告)
まちょ(プロフ) - フェアリーテイルかぁーグレイかっこいいよね!魔法を使う黄瀬くん想像しただけでもいいわぁーwwちなみに黄瀬くんならどんな魔法かな?やっぱ王道の滅竜魔導士系?それともエルザみたいなかんじ? (2012年8月22日 14時) (レス) id: 7f3daf610f (このIDを非表示/違反報告)

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作成日時:2012年8月15日 13時

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