･･:*:･Chandelier それぞれの愛し方 1･･:*:･ (ページ15)

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015）抱いて欲しい<You side> ページ15

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A「ん…重たい…」

寝相が悪いはずの私が、なんだかお腹のあたりに重みを感じて目を覚ましたのは夜明け前。

何か乗っかってる！？

ルームライトだけの暗闇にだんだんと目が慣れて、状況を理解した。

A「ぁ//////」

目の前にはチョンさんの唇。

向き合ったままチョンさんの右手はしっかりと私の腰に回っていた。

〈…チョンさん…私を…抱いてもらえませんか…？〉

うわっ！

私だ！私がそう言ったんだ。

急にそんな事を思い出してしまって全身が沸騰したんじゃないかと思うくらいに熱くなった。

私、どんな顔してたんだろう？

恋人でもない、その日に知り合った女に抱いてくれなんて言われて、チョンさんの目が一瞬戸惑ったのがわかった。

変な間があいてしまって。

あ、嘘です！冗談です！って言わなくちゃと思っていたら、チョンさんがスッと私を横抱きにして持ち上げた。

ユノ「…」

無言のまま私をベットまで運び、ゆっくりと下ろして。

ユノ「Aさん。Aさんが嫌なことはしないから。嫌になったら言って？」

そう言って部屋の電気を暗くしたんだ。

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いつのまに眠ったのかも覚えてない。

チョンさんのキスが気持ちよくて、暗闇の中でお互い性急に服を脱がせあって

チョンさんの香りと体温を直に感じた時には嬉しかった。

A「…あ…んふぅ…」

チョンさんはあまり話さなかった。

ただただとても優しく丁寧に私を扱ってくれた。

されるがままになってるのが申し訳なくなって、チョンさんの敏感なところに触れようとしても

ユノ「いいから。Aさんは、ただ感じてて？」

そう言って私に快感をくれた。

触れられてキスしているだけでも何度も高みに上りそうになって。

私が我慢出来なくなった頃に

ユノ「…Aさん…いい？」

目の前にはチョンさんの顔があった。

声が出なくて、コクコクと頷くとそっとおでこにキスをして

チョンさんの熱いものが私の中に入ってきた。

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